この試合は京セラドーム大阪で行われ、オリックスの打線は先発投手の与座海人(あおと)に封じられた
一方、西武は前日の対戦でオリックスが勝利したことをやり返し、次の試合の勝利を手にした
試合を振り返る岸田護監督(44)は、「良い投球をされましたね
高低を使い、打てないと思いました
西武のピッチャーは素晴らしいですから
やり返されましたね」とその投手力を称賛した
オリックスの打線は前半4回までわずか1安打という低調さで、打撃陣の活性化が求められた
試合は5回に一瞬の光明を見せる
5番の西野真弘内野手(35)が中前打を放ち、続く6番の若月健矢捕手(29)も左翼に二塁打を記録
無死二、三塁の状況を作ったが、結局無得点に終わる
その後、先発投手のアンダーソン・エスピノーザ(27)は6回で5安打を許しつつも、1失点に抑え5奪三振と粘りを見せたが、これにより今シーズン6敗目を喫した
8月に入り、オリックスは12試合でわずか23得点という苦しい状況が続いている
指揮官は「全員でなんとか1点の執念
1点ずつが勝負になるしかない」と打線の奮起を促した
この日、8月6日に左足首を負傷し離脱していた西川龍馬外野手(30)がウエスタン・リーグの中日戦で実戦復帰を果たした
彼は4打数1安打2打点という成績を残し、復帰の手応えを感じているようだった
岸田監督は西川選手の復帰についても言及し、「今日出てみて、足の状況を見極める必要があります
守備はずっと練習してきましたから」と述べ、今後のチームづくりに期待を寄せていた
今回の試合はオリックスにとって厳しい結果となった。特に打線の不調が目立ち、選手たちの士気にも影響を与えかねない。岸田監督は全員一丸となり、点を取る執念を強調したが、今後の試合でどのように打開していくかが課題である。
キーワード解説
- 完封負けとは?:試合において、攻撃側が得点を挙げられず、守備側が完全に抑えることを指します。
- 先発投手とは?:試合開始時にマウンドに上がり、その試合を最初から投げる投手のことを言います。
- 奪三振とは?:ピッチャーが打者を三振に打ち取ることを言い、チームに有利に働くプレイの一つです。

