今回は、甲子園には無縁ながらもドラフト上位で高卒プロ入りを果たした阪神タイガースの投手、才木浩人選手に焦点を当てて紹介します
才木浩人選手のプロフィール
投打:右投右打身長/体重:189cm/92kg
生年月日:1998年11月7日
経歴:須磨翔風高
ドラフト:2016年ドラフト3位兵庫県の公立高校、須磨翔風高でエースを務めた才木選手は、在籍中に甲子園出場を果たせなかったものの、最速148キロを誇る速球でスカウトの目に留まり2016年のドラフトで阪神タイガースから3位指名を受けて入団
しかし、高校時代は競争が厳しい兵庫大会で勝ち抜けず、甲子園に立つことはありませんでした
怪我と復帰
プロ入り直後から一軍マウンドを経験した才木選手は、2018年に22試合に登板し6勝を挙げるなど、その才能を少しずつ開花させましたしかし、2019年には故障による限られた登板に悩まされ、2020年にはトミー・ジョン手術を受けることとなります
トミー・ジョン手術は、肘の靭帯を再建する手術で、多くの選手がこの手術を受けることで復帰を果たします
2023年シーズンの活躍
2022年に一軍復帰を果たした後、2023年のシーズンでは8勝を挙げ、昨年は25試合に先発し13勝3敗、防御率1.83という素晴らしい成績を残しましたタフなシーズンを経て、今年も村上頌樹選手とともに投手陣の柱としてチームを牽引し、勝ち星と防御率の向上に大きく寄与しています
才木浩人選手は高校時代に甲子園に出場できなかったものの、プロに入ってからの成長が目を引きます。彼の努力や復帰の過程は、甲子園に出られなかった選手にとっての希望を示しています。今後のさらなる活躍が期待されます。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?肘の靭帯を再建する手術で、多くのプロ野球選手が受けることがあります。手術後、選手はリハビリを経て復帰を果たします。
- 投手とは?野球のポジションの一つで、バッターに対してボールを投げる役割を担っています。投手は投げる技術や戦略が非常に重要です。

