中日ドラゴンズ・金丸夢斗投手、長期の2軍降格を決定

中日・金丸夢斗投手、無期限の2軍降格を決断

中日ドラゴンズの井上一樹監督（54）は25日、ドラフト1位の金丸夢斗投手（22）を無期限の2軍に降格させる方針を明らかにした

これまでの抹消は、次回登板が決まった上での中10日を要するものであったが、今回は金丸の状態が良くないことから、この方針に至った

前日の試合で苦戦

金丸投手は前日24日の広島戦で、自己最短の5回で降板し、自己ワーストとなる1イニング5失点を喫しており、今季5敗目を記録した

井上監督は「状態が落ちてきていると判断した」と理由を説明し、一度2軍で調整させることが適切だと判断したという

指導者としての思い

井上監督は金丸について「ほかの投手よりも素晴らしい素質を持っている

しかし、まだ足りない部分がある」と語り、過保護に育てるつもりはないと強調した

これは若手選手を育てる上での指導者の厳しい愛情の表れといえる

金丸投手の今季の成績

試合数	勝利	敗北	防御率
12	1	5	2.93

金丸は関西大学の4年時に腰痛を抱えていたが、今年5月5日にはDeNA戦で1軍デビューを果たし、8月7日の阪神戦ではプロ初勝利を挙げている

しかし、その後2試合は勝ち星がなく、今季の成績は厳しい結果となっている

残すところ30試合

金丸は自らの力で1軍に再び戻り、成長を遂げることが期待される

中日ドラゴンズの金丸夢斗投手が無期限の2軍降格を決定したことは、選手の成長に向けた重要なステップとして注目される。彼は将来有望な選手であるが、今回のような判断は自身を見つめ直す良い機会になるだろう。

キーワード解説

• ドラフト1位とは？：プロ野球の選手選抜で、各チームが将来性のある選手を選ぶ制度のことです。この順位は、その選手が各チームにとってどれだけ重要視されているかを示します。
• 防御率とは？：投手が与えた失点を9イニングで割った数字で、投手の成績を表す重要な指標です。この数字が低いほど、投手は優れた成績を残していることになります。
• 2軍とは？：チームの主力選手が所属する1軍に対して、試合に出場できない選手が所属するチームのことです。2軍で経験を積むことで、選手は自身の技術を向上させることが期待されます。