オリックス・片山、初先発でのブルペンデーを成功に導く

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◇パ・リーグ オリックス―ロッテ(2025年8月26日 京セラD) オリックス・バファローズの片山選手が、今季初の“ブルペンデー”において先発マウンドに立った

ブルペンデーとは、通常の1人の先発投手ではなく、複数のリリーフ投手を起用して試合を進める戦略で、特に投手陣に厚みを持たせる意図がある

片山は初回、先頭打者の藤原選手に三塁打を打たれ、早速ピンチを迎えた

しかし、次打者の西川選手を含む3人を打ち取ることで、見事にこの危機を乗り越えた

2回には、安田選手や上田選手に連打され、無死一、二塁の場面を作られるも、宮崎選手のバントを捕手の若月選手が素晴らしいプレーで三塁封殺

この後、8番の田村選手、9番の友杉選手を連続で退け、結果的に2イニングを無失点で投げて後輩の椋木選手にバトンをつないだ

プロ入り初の先発を果たした片山選手は、これまでに15試合に登板し、防御率1・59という素晴らしい成績を残していた

「試合前のルーティンも特に変えることなく、リリーフの時と同じ気持ちでマウンドに上がることができました

2イニングとも先頭バッターを出してピンチを作ってしまいましたが、なんとか0で粘ることができましたので、その部分はよかったと思います」と片山は試合後のインタビューで述べ、冷静な姿勢を見せた

オリックスの片山選手が初先発で見せた冷静な投球は、今後のチームにとって大きな期待がかかる材料となる。ブルペンデーという新しい戦略の一環でありながら、見事に任務を遂行したことは、選手やファンにとって希望の光となるだろう。
キーワード解説

  • ブルペンデーとは? - 通常、1人の先発投手ではなく、複数のリリーフ投手を起用し、投手陣を強化する戦略。
  • 防御率1・59とは? - 投手が9イニングあたりに得点を許す平均値で、数値が低いほど優秀な成績を示す。

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