彼は、この試合でも２本のホームランを打たれ、７敗目を喫する結果となった
伊原は「打たれたのは甘い球だった
高さやコースを頑張るところで頑張らないと、こういう結果になるなと、投げて感じました」と反省の弁を述べ、言い訳はせずに自らの投球について猛省した
試合は、初回に阪神が２点を先制する展開でスタートした
しかし、2回に無死二塁から松尾に同点となる左翼席への２ランホームランを打たれ、さらに4回には先頭のオースティンに右中間への勝ち越しソロを献上した
とどのつまり、伊原は5回を6安打3失点で降板
マウンドでは白球をぼうぜんと見送るばかりだった
これで伊原は、6月8日のオリックス戦以降白星から遠ざかっており、6月22日のソフトバンク戦からは自身の連敗記録が6試合に達している
伊原は、「打たれているボールには何か原因がある」と振り返り、序盤の好調時の姿とは大きく異なる現在の投球内容に課題を感じている様子が伺えた
チームは残り26試合となり、伊原には再びチャンスが訪れる可能性がある
藤川監督は「１年目に故障なく乗り切ることが重要」と信頼を寄せている
伊原自身も「下を向くことなく、一生懸命やるだけ」ときっぱり述べ、次回の登板での奮闘を誓った
阪神の伊原選手が体験した連敗の影響は、プロの壁の高さを象徴しています。彼の反省からは、今後の成長への確かな意識が感じられ、次回の登板での復活を期待したいところです。また、監督の信頼のもとで挑む姿勢も印象的でした。
キーワード解説
- 新人投手とは？：プロ野球において、入団してまだ経験の浅い選手のことを指します。
- ホームランとは？：野球で、打ったボールがフェンスを越えて飛ぶことを言います。得点する方法の一つです。
- 降板とは？：投手が試合を続けることができず、他の投手と交代することを指します。
- 反省とは？：自分の行動や結果について振り返り、次に生かすために考えることです。
