阪神の高寺、粘り強い打撃で連敗を阻止!夏の長期ロードでの新戦力の台頭が光る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
(セ・リーグ、DeNA5-4阪神、19回戦、阪神12勝5敗2分、28日、横浜)阪神が後半戦での粘り強さを見せ、DeNA戦で接戦を繰り広げた

特に注目すべきは、22歳の内野手・高寺望夢の活躍である

彼は九回に適時打を放ち、チームの追撃を力強く支えた

試合は、阪神が1回に佐藤輝明の2ランホームランで先制

しかし、その後は得点が奪えず、3本の本塁打を浴びて2-5とリードを奪われた

九回に入ると、DeNAのクローザー・入江がマウンドに上がったものの、阪神は1死からの攻撃で粘りを見せる

大山が二塁打を放ち、続いて小幡が内野安打を記録し、相手の失策も絡み2点差に迫る

高寺が中前へタイムリーヒットを放ち、1点差とした

高寺は「三振の打席を反省して生かせた」と語り、五回と七回に三振したことで得た気づきを次に活かしたことを強調した

今月1日からの夏の長期ロードでは、高寺は22試合中18試合に出場し、打率・300を記録

高卒5年目でついに1軍に定着し、首位独走に貢献している

藤川監督はこの長期ロードで19選手をスタメン起用し、新戦力の台頭を推進

主力選手には休養日を設け、コンディションの管理も行った

順調にチームがまとまりつつある中、阪神は優勝マジック「11」を残し、甲子園での巨人戦に向けて期待が高まっている

藤川監督も「久しぶりに甲子園で観客の前でプレーできるのが楽しみ」と語った

完売となった甲子園で、若手選手たちがどのような活躍を見せるのか、ファンの期待が高まる

高寺選手の活躍が光った試合だった。粘り強い野球を実践する阪神の姿勢が見て取れる。新戦力の台頭も注目され、今後の試合がますます楽しみになる要素が増えてきた。新たな引き出しを得た藤川監督の采配にも期待が寄せられる。
キーワード解説

  • 適時打とは?試合の特定の場面で、得点を得るためにヒットを打つことを指します。
  • クローザーとは?チームの勝利を確実にするために、主に試合の最終回を担当する投手のことを言います。
  • 打率とは?選手が打ったヒットの数を打席数で割った数値で、選手の打撃能力を示す指標の一つです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。