阪神・大竹耕太郎投手、左ふくらはぎの痙攣で降板 無念の敗戦

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
(セ・リーグ、阪神3-4巨人、22回戦、阪神15勝7敗、29日、甲子園)阪神タイガースの大竹耕太郎投手(30)が、甲子園で行われた巨人戦において、試合中に左ふくらはぎの痙攣に見舞われ、無念の降板を余儀なくされた

6回表、満塁のピンチ時に安藤投手チーフコーチとトレーナーがベンチを飛び出し、大竹選手に手当てを行ったが、そのままマウンドを降りることとなった

試合後、大竹は自身の降板について「プロ野球選手として責任を果たしていない」と語り、自身のパフォーマンスがチームに悪影響を及ぼしたことに悔しさを隠せない様子だった

試合中、緩急を使った投球で攻略するも、4回には3連打で先制点を献上

一方、5回には自ら中前に適時打を放ち、一時同点に追いつく活躍を見せたが、6回に入ると連打と四球で1死満塁のピンチを招いてしまった

その後、代わった投手のドリスがキャベッジに走者一掃の二塁打を打たれ、これが決勝点となり、阪神は夏の長期ロード明けの甲子園初戦で敗北を喫した

大竹は甲子園では昨年7月10日のヤクルト戦から8連勝を記録していたが、ここでその連勝が止まってしまった

また、今シーズンは6月21日のソフトバンク戦でも指をつって緊急降板したことがある

降板後、大竹は再発防止の対策を講じていたが、「こういうことが2回も起こるというのは考えないといけない」と反省の意を示した

彼は「こうやって投げられなくなって代わることがチームに迷惑をかけてしまうので、使いにくい選手にはならないよう努力していく」と今後の決意を語った

試合後、クラブハウスには自らの足で歩いて帰ったが、5回1/3で5安打4失点の結果に悔しさを胸に抱き次回の登板に向けて意気込んでいる

阪神の大竹投手が試合中のアクシデントで降板したことは、チームにとって痛手であり、その影響は敗戦に直結しました。選手自身も責任を感じており、再発防止に向けた意識の高さが伺えます。今後の彼の成長に期待がかかります。
キーワード解説

  • 降板とは?:試合中に選手がケガや体調不良などの理由でプレーすることをやめることを指します。
  • 痙攣とは?:筋肉が不随意に収縮することによって引き起こされる痛みや不快感を伴う現象です。
  • 四球とは?:ピッチャーがバッターに対して投げたボールがストライクゾーンを外れ、バッターがボールを打たずに進塁できる状態のことを指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。