序盤から両チームともに得点を重ねる激しい打撃戦が展開されました
阪神の森下翔太選手と佐藤輝明選手がタイムリーヒットを放つ中、巨人も2度追いつく執念を見せました
試合は5回、阪神が2アウト満塁の状況で熊谷敬宥選手が押し出しフォアボールを選び、再び勝ち越しに成功
押し出しフォアボールとは、投手がボールを4つ投げて、バッターが一塁に進むというプレーです
阪神のリリーフ陣は6回以降、無失点を維持し、接戦を制しました
これにより、阪神の優勝マジックが「9」と1桁台に減少しました
続いて6位のヤクルトが4位広島を相手に試合を行いました
広島は先発の高橋昂也選手の2点タイムリー2ベースヒットで先制
しかし、ヤクルトの村上宗隆選手がその裏にソロホームランを放ち、一気に勢いを取り戻しました
村上選手は3回に勝ち越しの2ランホームランを含むこの日の3本目のホームランを打ち、試合を見事に決定づけました
他の試合では、5位中日が3位DeNAとの対戦に臨みました
中日は8回、上林誠知選手のタイムリー2ベースで勝ち越しを果たしましたが、DeNAも蝦名達夫選手の本塁打で追いつきます
延長11回、代打のブライト健太選手が走者を一掃するタイムリー2ベースを放ち、中日が勝利を収めました
DeNAの筒香嘉智選手は1試合3本塁打の活躍を見せましたが、チームの敗北には結びつきませんでした
30日のセ・リーグ結果
| 試合結果 | 勝利投手 | 敗戦投手 | セーブ |
|---|---|---|---|
| 阪神 3-2 巨人 | 髙橋遥人 (3勝) | 井上温大 (4勝8敗) | 岩崎優 (1勝2敗28S) |
| ヤクルト 5-4 広島 | 山野太一 (2勝2敗) | 高橋昂也 (2勝1敗) | 星知弥 (1勝2敗8S) |
| 中日 9-7 DeNA | 齋藤綱記 (3勝) | 佐々木千隼 (1敗) | 清水達也 (4勝1敗4S) |
キーワード解説
- タイムリー:試合の流れを変える重要な得点を挙げる打撃のこと。
- リリーフ:先発投手が投げ終えた後に続けて登板する投手のこと。
- 押し出しフォアボール:打者がボール4つで一塁に進むこと。

