8月は16勝8敗1分けという成績を収め、全対戦カードでの負け越しがなかったことで、その強さを全セントラルリーグに示した形となった
この試合は、6回終了時点で阪神が1対0とリードしていたものの、以降の回は両軍ともスコアボードに点を刻む慌ただしい展開となった
甲子園球場の所在地である兵庫県西宮市では、ナイターゲームの午後6時以降も気温が30度を超える熱帯夜
この中で行われた伝統の一戦では、またひとつの珍事が起こった
阪神の5点目は、佐藤輝明内野手（26）の適時打で生まれた
7回の二死三塁、相手投手・中川が投じた145キロのシュートを右方向に打ち返すも、佐藤は打った瞬間にファウルを確信し棒立ちに
しかし、甲子園名物の「浜風」が影響し、ボールは宙を舞ってライトポールを巻くように左方向へ流され、その結果右翼手の中山選手が捕り損ねてしまった
ボールはフェアグラウンド内に落ち、そのままスタンドに入るエンタイトル二塁打となった
このセットプレーは、球場の外野フェンスが約3メートル以上の高さを持つことからも、その珍しさが際立った
試合後、佐藤は珍しい出来事を振り返り「こんな打球は見たことがなかった」と驚きを隠せなかった様子
これに対して、解説を務めた岡田彰布前監督も「甲子園でのエンタイトルツーベースなんて初めて見ましたよ」と述べるなど、話題となった
阪神タイガースの今回の勝利は、チーム全体のバランスが良く、特に佐藤選手の不思議なヒットが観客を惹きつける要因となりました。エンタイトル二塁打は意外性があり、大きな盛り上がりを見せました。こうした話題が生まれることで、選手たちの自信にもつながるでしょう。
キーワード解説
- エンタイトル二塁打とは？ certain cases, a batter achieves a two-base hit without passing the bases due to specific circumstances, such as the ball landing in fair territory after having bounced off the fence. これにより、打者はアウトにならず、チームは得点を上げるチャンスを得ることができます。
- シュートとは？ 投手が投げる球種の一つで、直球のようなスピードと変化を持ちます。正確に投げることでバッターを打ち取ることができますが、コントロールが難しいこともあります。
- 浜風とは？甲子園球場特有の風で、試合中にボールの軌道に影響を与えることがあります。この風をうまく利用できる選手が得点を上げるケースも多いです。
