これにより、日本ハムは2年連続でレギュラーシーズンの勝ち越しを決定した
この試合で先発の伊藤大海投手(28)は、7回を投げ2失点という安定したピッチングを見せ、これで両リーグ最多となる13勝目を挙げた
特に、伊藤投手は試合序盤には風の影響を受けて苦しむ場面があったが、初回には満塁のピンチを迎えるも、山本大選手を捕邪飛に打ち取るなど、持ち直した
ビッグイニングで試合の主導権を握る
日本ハムは3回無死一、三塁のチャンスを迎え、水谷選手が中越えの適時二塁打を放ち先制したその後もレイエス選手が中前に2点を追加する打球を放ち、田宮選手は右中間を破る適時三塁打で合計5得点のビッグイニングを築いた
続く追加点と巧みな走塁
6回には水谷選手の中前適時打でさらに点を追加し、2死一、三塁の状況から水谷が二盗を決めた際に、捕手が二塁に送球する間に三走・万波選手がホームスチールに成功した更に山縣選手も右前適時打を放ち、追加点を奪った
援護を受けた伊藤投手
伊藤投手は2回から5者連続三振を奪うなど、ゲームの流れを引き寄せる投球を見せ、最終的に7回2失点で試合をまとめたしかし、救援陣が失点を重ねたため、ゲームは終盤まで緊迫した状況が続いた
首位ソフトバンクとのゲーム差は維持
連敗を止めた日本ハムは、これで首位・ソフトバンクとのゲーム差を1.0に維持したソフトバンクも勝利を収めたため、依然として厳しい争いが続く
今回の日本ハムの勝利は、伊藤投手の安定したピッチングと水谷選手の活躍によるものです。両選手が試合の流れを作る中で、チーム全体としての連携も高まった印象があります。ロッテとの接戦で勝利を収めたことで、引き続きソフトバンクとの接戦にも期待がかかります。
キーワード解説
- 先発投手とは?:試合の最初から登板し、試合の流れを作る重要な役割を担う投手のこと。
- ビッグイニングとは?:一気に複数得点を奪うことができた回のことを指し、試合の流れを大きく変える要因となる。
- ホームスチールとは?:走者が相手の隙をついてホームプレートに向かうことを指し、特に捕手が二塁に送球する際に行われる。

