ソフトバンク・谷川原健太選手が外野ポジションに復帰、キャッチャー一本からの大胆な決断

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◆ソフトバンク2―1オリックス(2日、みずほペイペイドーム)ソフトバンクの谷川原健太捕手が、約2年ぶりに外野守備に就いたことが話題を呼んでいる

この試合の前に行われたシートノックで右外野のポジションに立ち、「めちゃくちゃ懐かしい感じしたっす」と述べるなど、久々の感触を楽しんだ様子が窺えた

この決断は、シートノックの約2時間前に小久保裕紀監督からの提案を受けたことに端を発する

監督は「バッティングの状態もいいし、外野ができれば守備にも貢献できる」と期待感を示したが、キャッチャーとしてのこだわりを持つ谷川原は、一瞬戸惑ったという

谷川原選手は2023年の秋季キャンプ以降、捕手に専念しており、外野の選手としての経歴を封印していた

それでも昨年は出場機会が減り、主に2軍でのプレーが続いていたため、「チャンスがあればと考えた」結果、外野復帰を受け入れたそうだ

外野用のグラブはかびが生えていたというエピソードも明かされ、彼のキャッチャーへの強い思いが伺える

しかし、最近の打撃も好調で、8月31日のロッテ戦では豪快な3号ソロホームランを放つなど輝きを見せている

小久保監督は「勝負にいったときのオプション」としてこの決断を歓迎した

谷川原選手の復帰は、チームにとってもプラス材料になることが期待されている

谷川原選手の外野復帰は、選手としての幅が広がるだけでなく、チーム戦略にも有益な要素を加えます。キャッチャー一本に専念し続けていた彼の意外な決断には驚きですが、その結果がチーム全体を活性化することを期待したいです。
キーワード解説

  • サブポジションとは?:選手が本来のポジション以外にもプレーできる能力を指し、チーム戦略において柔軟性を高める役割を担う。
  • シートノックとは?:試合前に選手が行うウォームアップで、守備の基本動作を確認するためにゴロやフライを捕る練習を行うこと。
  • キャッチャーとは?:野球におけるポジションの一つで、バッターに対して投手から送球を受け、ゲームの指揮を取る重要な役割を持つ選手。

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