この日、ドラフト1位に指名された最速160キロを誇る右腕、中村優斗投手(21歳、愛知工業大学出身)が注目の的であった
中村投手は約30メートルの距離でキャッチボールを行ったが、その際に「3、4割程度」の力感でありながら、キレのあるボールを投げ込んでいた
キャッチボールは、投手が野手とともに行う練習で、ボールの握りやリリース、コントロールを確認する重要なプロセスである
中村投手は今後のトレーニング計画について、「まだ10割では投げられていないですけど、ここから徐々に肩を作って、キャンプインのときには自分の肩がしっかりできあがっていたらいいかなと思っています
1月半ばから立ち投げを始めて、そこから(捕手を)座らせて、最初は7割程度、最低でも7割の力で投げていければいいかなと思います」と語った
視察に訪れた高津監督は、中村投手について「ここまでの準備はできているのかなという感じはしました
初日なので張り切る部分はあるでしょうし、徐々に100(パーセント)に近づいてくれれば、それで良いと思います」と満足そうに述べた
今回の合同自主トレ初日は、中村選手にとって重要なスタートとなりました。彼の今後の成長に注目が集まりますが、監督のコメントからも期待の大きさが伺えます。徐々に力を入れていく計画があり、今後の進展が楽しみです。
キーワード解説
- キャッチボールとは? 投手が野手とともに行う、ボールの投げ方やコントロールを磨くための練習。