阪神の先発投手、村上(18歳)は6回無失点を続けたものの、7回の守りで崩れ、最後は悔しさを抱えたままベンチに戻った
今年自己最多となる11勝目を挙げたが、勝利の喜びよりも、最後のイニングを守り切れなかったことが悔やまれた
村上の投球内容とクオリティースタート
村上は、試合を通じて高低や内外角を巧みに投げ分ける作業をし、6回まで無失点に抑えたクオリティースタート(QS)とは、先発投手が6イニング以上を投げ、自責点3以下に抑える投球のことであり、村上はこの試合で登板6戦連続のクオリティースタートを達成している
これは、投手が試合を支配し、チームの勝利に貢献するために必須の条件といえる
7回の崩れと影響
しかし7回、村上は先頭打者からの連打を許し、無死一、三塁のピンチを招いた続けて山本選手に右翼線へ適時二塁打を献上し、その後代打の大島選手にも中前適時打を浴びるなど、合計3失点
この失点が最後の部分に影響し、村上は「1点だけで耐えられたところで、残りの2点は自分のミスだった」と悔しさを語った
挑戦する姿勢と今後の展望
それでも村上は、24年7月26日以来、対中日戦で6連勝を誇り、エースとしての実力を示し続けている今年度はこれまで11勝を挙げ、勝率も驚異の0.786に達し、現在リーグ単独トップに立っている
勝利数や奪三振部門でも上位に名を連ねており、タイトル獲得も夢ではない状況だ
まとめ
村上は、自身が出場し優勝に貢献した昨年の経験も交え、今年もさらなる成長に向けた意欲を見せている「狙えるところもある」と前向きな姿勢で語り、これからのシーズンへの意気込みを感じさせた
阪神の村上選手は、自己最多の11勝を挙げたものの、最後の7回に失点が続き悔しさを滲ませた。投手見習いとしての自覚が見受けられ、自ら課題を見つけて次に生かそうとする姿勢が印象的。その姿勢は今後の成長を期待させる。
キーワード解説
- クオリティースタートとは?:クオリティースタート(QS)は、先発投手が6イニング以上を投げ、自責点3点以下に抑える投球のことを指します。この基準は、投手が試合を支配し、チームの勝利に寄与するために必要な条件と考えられています。

