ロッテ・種市篤暉、オールスター明けの奪三振が急増
千葉ロッテマリーンズの種市篤暉投手は、オールスター明けの成績が目を引く彼は直近5試合で36回1/3を投げ、2勝1敗、46奪三振、防御率1.98という素晴らしい数字を記録している
また、全ての登板でクオリティスタート(6回3自責点以内)を達成しており、ファンからは「種市はいいぞ」と称賛されている
奪三振数の変化
オールスター前の奪三振数は67個であり、前年までの成績と比較してもあまり多くはなかった今年の奪三振数は2024年が106個、2023年が107個だった
しかし、オールスター前の試合では西武との対戦で9奪三振を達成し、続くオリックス戦でも7奪三振を記録
これらの試合を機に、奪三振数が飛躍的に向上した
フォークボールの効果
特に注目すべきは、フォークボールの効果だ種市自身も「速いフォークが投げ方を思い出せたのが良かった」と語るように、フォークボールを待つ打者に対して、ストレートでの三振を奪う場面が増えた
7月の試合では16個の三振を奪い、その中で9個がフォークによるものであった
ストレートの改善
ストレートもオールスター前とは異なり、改善されているとのこと種市は「ストレートが良くなっているので、比率を増やしている」と自己分析している
このように、フォークとストレートのコンビネーションが彼の奪三振数増加に寄与していることは明らかだ
カーブと体力の向上
カーブに関しては、オールスター明けから徐々に使用頻度が増え、特にカウント球としての役割が強調されている種市は「カウントが煮詰まった状況で投げるつもり」と語るなど、試行錯誤を重ねている
さらに、体力に関しても自身の成長を実感しているようで、「球数を投げることに関しては慣れが必要」と述べ、オールスター明けからの過密スケジュールにもしっかり対応できているようだ
今後、完投や完封を期待する声も多く、種市選手のさらなる活躍に注目が集まっている
残り試合でも、彼の「勝てるピッチング」に期待したい
ロッテの種市篤暉選手の成績が上昇しているのは、奪三振数が劇的に増えているためです。オールスター明けからのピッチングに注目が集まっており、特にフォークボールの効果が見えるとのこと。ピッチャーとしての成長に期待が高まります。
キーワード解説
- クオリティスタートとは?:先発投手が6イニングを投げて3自責点以内に抑えた場合にクリアされる指標です。
- 奪三振とは?:ピッチャーが打者を三振に仕留めた数のことで、投手の実力を測る重要な統計です。
- ストレートとは?:自然に投げた直球で、野球では最も基本的な球種で、打者にも読みやすいがスピードとコントロールが求められます。
- フォークボールとは?:バッターの手元で落ちるように変化する球種。打者にとって打ちにくい球で、三振を奪うのに効果的です。

