ソフトバンク津森投手、キャッチボールを再開 路上復帰に向けて第一歩

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 福岡県筑後市にあるソフトバンクのファーム施設で、津森宥紀投手(27)が4日、キャッチボールを始めた

津森投手は右肘の違和感のため、これまでリハビリ組としてノースロー調整を行っており、この日は「3から5割の力で」ボールを投げる様子を見せた

 キャッチボールは、選手が腕の状態を確認しながら行う重要な練習であり、特にリハビリ中の選手には欠かせない

津森投手は確認しながらボールを投げ、キャッチボール後には「久々だった

違和感は特になかった」と安心の表情を見せた

 今シーズンの津森投手は1軍で21試合に登板し、1勝1敗1セーブ3ホールド、防御率は3.72とまずまずの成績を残している

特に8月23日に行われた日本ハム戦では、1回1安打無失点と好投したが、24日に右肘の違和感を訴え、出場選手登録が抹消された

 津森投手は「悔しさはあった

自分の意志としてはやりたかった」と心境を吐露した

しかし、小久保監督や倉野1軍投手チーフ兼ヘッドコーディネーターからは「無理をするところではない」と励ましの言葉をかけられ、安心して治療に専念することができたという

 今後は、キャッチボールや傾斜でのボール確認を続け、徐々に強度を上げていく予定だ

「(1軍には)万全の状態で戻りたい」と復帰を強く希望する津森投手

今後の回復過程に期待が寄せられる

 津森投手がキャッチボールを再開したことは、彼にとって大きな前進と言える。右肘の違和感から回復しつつあると考えられる彼の姿は、チームにとっても明るいニュースであり、今後の復帰に向けて期待が高まる。慎重に取り組む彼の姿勢は、多くのファンに安心感を与えるだろう。
キーワード解説

  • キャッチボールとは? 投手が自らの投球フォームを確認しつつ、ボールを投げ合う練習で、選手の状態を整えるために重要な役割を果たす。
  • リハビリとは? 怪我からの回復を目的とした治療やトレーニングのことを指し、選手が本来のパフォーマンスを取り戻すために必要なプロセスである。
  • 防御率とは? 投手が与えた失点数から算出される指標で、投手の実力を示す重要な数字の一つである。

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