ホールドはリリーフ投手が試合終了時に自チームが勝っている状況で登板し、無失点で投げることによって付与される記録です
今季の40ホールドは昨年の松山(中日)41ホールド、桐敷(阪神)40ホールド以来となり、プロ野球史上でも24人目、28度目の達成となります
大勢はこれまで54試合に登板し、その結果としてシーズン40ホールドに達しています
巨人の投手としては、過去12年の山口鉄也(44ホールド)、16年のマシソン(41ホールド)、13年のマシソン(40ホールド)に続く、球団史上3人目となります
この記録からもわかるように、大勢はリリーフ投手としての地位を確立しつつあります
また、大勢はリリーフとして7勝を挙げ、ホールドポイント(HP)も注目されています
ホールドポイントは、ホールドとリリーフ勝利を足した数値で、現在の大勢のホールドポイントは47HPです
これは、2016年のマシソン(49HP)、12年の山口鉄也(47HP)に次いで、球団では2番目の高記録です
チームはシーズンの残り21試合を迎え、このまま記録を更新できるかが注目されています
特に、12年の山口の44ホールドや16年のマシソンの49HPの球団記録に迫ることや、21年の清水昇(ヤクルト)が持つ50ホールド、10年の浅尾拓也(中日)が持つ59HPのプロ野球記録にどれだけ近づけるかも焦点となります
大勢の40ホールド到達は、彼自身の成長だけでなく、巨人の投手陣の強化を象徴するものです。リリーフ投手としても7勝を上げていることから、他チームにとって脅威となっています。残りの試合でさらなる記録を達成するか、シーズン終了後の評価にも大きく影響するでしょう。
キーワード解説
- ホールドとは?リリーフ投手が試合終了時に自チームが勝っている状態で無失点で投げることで得られる記録です。
- リリーフとは?先発投手に代わって登板し、試合の終盤を任される投手のことです。
- ホールドポイント(HP)とは?ホールドとリリーフ勝利を足した数値で、リリーフ投手の価値を示す指標の一つです。

