日本ハム・宮西、40歳にして新たな挑戦を続けるベテラン左腕

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日本ハムに所属する宮西尚生投手が、プロ野球界での再起を果たしました

彼の目が「輝いている」と表現される通り、年齢を感じさせない姿勢が注目されています

宮西投手は2023年6月に40歳を迎え、長いキャリアを持つベテラン左腕です

彼は今シーズンの開幕から24試合に登板し、1勝1敗11ホールド、防御率は1・76と見事な成績を残しています

しかし、彼自身はその成績とは裏腹に不調を感じていたと語ります

特に7月27日のロッテ戦では、延長11回に登板し、決勝点となる押し出し四球を与えるなど、苦い経験もありました

7月27日の試合後、宮西選手は出場選手登録を抹消され、2軍での訓練を行うことになりました

「とにかく走り込みとウエイトをしました

この1カ月間は体力的にはかなりタフでした」と振り返る宮西選手

その後の練習では、ポール間走を行い、ヘロヘロの状態でブルペン投球を行うなど、体力強化に取り組みました

彼が復帰した4日のオリックス戦では、2カ月ぶりにホールドを獲得し、その実力を見せつけました

「落ちたのは自らの力不足

後輩たちが頑張って順位をキープしてくれているのは嬉しいです

残りの試合も何とか結果を出したい」と語る宮西選手

彼にとって、悔しさとともにやる気がみなぎっていることが伝わります

宮西選手は通算で3度の最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得し、歴代最多の400ホールドを誇る選手です

これはリリーフピッチャーとして、ゲームの流れをコントロールする能力が極めて重要であることを示しています

その中で、「勝負どころでしっかり追い込むことができない」という悩みも持っていました

彼の復活には“昭和流”の追い込みで培った精神力が大いに寄与しているようです

そして、その努力がチームにとっても重要な影響を与えることは間違いないでしょう

日本ハム・宮西選手の姿勢は、年齢に関係なく挑戦を続ける姿勢が大切であることを教えてくれます。復帰後のパフォーマンスも素晴らしく、彼の経験と努力がチームに良い影響を与えることを期待します。
キーワード解説

  • ホールドとは?試合中に投げるリリーフピッチャーが、試合の勝利に貢献した数を表すものです。
  • リリーフとは?先発投手が試合を投げ終える前に交代し、試合を引き継ぐ投手のことを指します。
  • 防御率とは?ピッチャーがどれだけ失点を防いでいるかを示す重要な指標の一つです。

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