阪神・村上頌樹、優勝の興奮を胸に最終調整
2025年9月8日、2年ぶりのリーグ制覇から一夜明けたこの日、阪神タイガースは甲子園球場で投手指名練習を行いましたこの日の練習では、9日に行われるDeNA戦に先発する村上頌樹投手(27)が中心となり、キャッチボールやショートダッシュなどで調整を進めました
村上選手は「きのうビールかけをして、優勝したんだなって実感が湧いています
しかし、(午後)3時くらいに家に着いたので、少し眠いです」と語り、優勝の感動を胸に抱きつつも、睡眠不足を感じているようでした
チームの残り試合は17試合
村上選手は今季、すでに22試合に登板し、11勝3敗という成績で防御率は2.04を記録
勝利数はリーグトップの12勝をマークしている阪神の才木選手やDeNAの東選手に1勝差という好位置にいます
さらに、村上選手の奪三振数は117で、リーグ最多の中日・高橋宏選手には2差の接戦を繰り広げています
勝率も786と非常に高く、あと2勝すれば「13勝以上」の条件を満たし、最高勝率タイトルを獲得する可能性も高まります
村上選手は「ここから10月のポストシーズンに向けて、個人の成績にも影響が出てくる
ライバルに負けるつもりはないし、『優勝したから』と手を抜くつもりもない
しっかりと相手(打者)を抑えられるようにしていきたい」と述べ、個人タイトル獲得に向けて気持ちを新たにしていました
村上選手の意気込みや成績を見ると、優勝という大きな成果を手にした後でも、なお個人成績向上を目指す姿勢は素晴らしいものです。多くの選手が連勝によるモチベーション向上を図る中、彼がいかに自分に厳しいかが伺えます。ファンとしても、彼の投球に期待が高まります。
キーワード解説
- 投手指名練習とは? 投手がゲームに出場する前に行う特訓で、特定の技術や体力を強化するための練習です。
- 防御率とは? 投手がどれだけ優れたパフォーマンスを示したかを示す指標で、投球回数に対する自責点の数で計算されます。
- 奪三振数とは? 投手が打者を三振に打ち取った回数を指し、投手の力を測る重要な指標として使われます。
- 勝率とは? 勝利数を試合数で割ったもので、チームや選手のパフォーマンスを示す指標の一つです。

