8日、みずほペイペイドームで行われた投手練習後、倉野信次投手コーチ(50)が「いったん先発ローテから外れ、中継ぎに回します」と発表
これは、シーズンが終盤に差し掛かり、勝利が必要な時期における大きな決断となりました
松本晴投手は前日7日の楽天戦に先発
試合は3回に同点ソロを浴び、4回には二死から四球をきっかけに勝ち越し2ランを許し、結果として4回3失点で降板
これにより、前回登板に続いて先発において期待に応えられず、2試合連続の黒星を喫しています
小久保監督は「優勝争いをしている中で『仕方ない』ではすまされない」と厳しい言葉を発し、松本の成長を促しています
倉野コーチは配置転換の背景を説明し、「今の晴だったら、先発よりも中継ぎの方がチーム状況においては戦力になる
これは降格ではありません
『降格』という表現は間違いだと思いますし、中継ぎの大変さも理解しています」と明言しました
さらに、倉野コーチは松本晴の現状を「今、晴は一軍の壁にぶち当たっている
優勝争いの中で、1球の重みや勝負の怖さを実体験として感じている
本来の良さをまだ十分に出せていないが、これを乗り越えれば必ず本物の力を発揮できる」と期待を寄せます
シーズンも残り19試合となり、チームはまさに総力戦を強いられています
9日からは敵地エスコンフィールドでの2位・日本ハムとの首位攻防戦が控えており、その後も6試合をこなす過密日程に突入します
倉野コーチは「この時期に我慢して先発でいくより、中継ぎで戦力になってもらう方が現実的」と語り、ブルペンの厚みがチームの成績に大きく影響することを示唆しています
松本を先発から中継ぎに回すという決断は、「チームが勝つために最も力を発揮できる場所はどこか」という問いに対する答えでもあり、チームの今後の戦いに不可欠な一手となるでしょう
今回の松本晴投手の配置転換は、チームの戦略として非常に重要な判断です。選手の役割を変更することで、チームが持つ総合力を最大限に活かすことができます。特に優勝争いが続く中で、彼の力がどのように発揮されるかが見逃せません。
キーワード解説
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