巨人・マルティネスが今季40セーブ達成 新守護神としての活躍が光る
2025年9月9日、東京ドームで行われたセ・リーグの試合において、読売ジャイアンツのライデル・マルティネス投手(28歳)が広島東洋カープ相手に今季40セーブ目を達成しましたこれは、両リーグ最多となる記録であり、マルティネスは昨季の中日ドラゴンズ在籍時に続き、二年連続でこの偉業を成し遂げました
マルティネスは、リリーフ登板を51回行い、その中で3勝2敗、さらに3ホールドを記録しています
ホールドとは、試合を投げて守護神がセーブを記録する状況を作り出す際に与えられる記録で、実質的にはゲームを守る重要な役割を果たします
歴史的な視点から見ると、マルティネスのこのシーズン40セーブの達成は、シャリーフ・サファテ(ソフトバンク)、藤川球児(阪神)、岩瀬仁紀(中日)に続く、史上4人目の偉業であり、二つの球団で40セーブを記録した初めての選手ということになります
昨年、43セーブを挙げたマルティネスは、セ・リーグ最多セーブのタイトルを獲得しましたが、今季は古巣・中日ドラゴンズの新守護神である松山選手との熾烈な競争が続いています
マルティネス自身も、優れたパフォーマンスを維持しつつ、さらなる高みを目指しています
マルティネス選手の40セーブ達成は、リリーフ投手としての重要性とその技術の高さを示しています。特に彼が歴史に名を刻むために二つの球団で達成したことは非常に意味のあることであり、今後の彼の活躍にも期待が寄せられます。若い選手たちにとっても、マルティネス選手のような存在は目指すべきロールモデルとなるでしょう。
キーワード解説
- リリーフ登板とは?:試合中に投手交代が行われた際、先発投手に代わって登場する投手のことを指します。
- ホールドとは?:リリーフ投手が、試合を引き続き有利な状況に保ちながら、セーブ機会を守護神投手に引き継ぐ役割を果たした場合に与えられる記録です。
- セーブとは?:試合が終了する際に、投手が自チームの勝利に貢献したことを示す記録で、ある条件を満たす必要があります。たとえば、3点以内のリードで登板し、試合を締めくくった場合などが該当します。

