DeNA・ケイが阪神戦で快投、今季初勝利を獲得

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 「阪神0-3DeNA」(9日、甲子園球場)で、DeNAの無双左腕・ケイ選手が圧巻のピッチングを見せ、7回を投げて3安打無失点の素晴らしい成績を収めた

これはケイ選手にとって来日2年目での初の阪神戦勝利であり、今季7度目の登板でようやく自身の好投が実を結んだ

「素直にうれしい」と微笑む彼の表情からは、その嬉しさがひしひしと伝わってきた

 甲子園球場は阪神ファンとDeNAファンが入り混じる一因でもあり、ケイ選手はその声援をアドレナリンの源に変えたという

彼は「両方のファンの声援もあって、アドレナリンが結構出た

それをうまく生かして自分のピッチングができた」と語っており、観客の反応に勇気を得た様子がうかがえる

 この試合では、彼の圧倒的な武器である時速150キロを超える直球と、右打者に食い込むカットボールが効果的に機能し、相手打線を封じ込めた

特に阪神戦の防御率は驚異の0・57であり、左打者に対する被打率が・200、右打者には・017と、左腕でありながら右打者を制する“右殺し”のピッチャーとしての資質が際立った

 さらに、ケイ選手はバッティングでも自らを援護する一打を放った

二回裏、前打者が申告敬遠で出塁し、2死一二塁の場面で故障中の宮崎選手から贈られた「魚雷バット」を使用して2点適時二塁打を記録した

その際、前回の対戦で唯一の安打を許した村上選手に対して「リベンジできた」と満足げに語り、「人生で一番の会心の当たり」と語る笑顔が印象的だった

 今後、DeNAがクライマックスシリーズ(CS)に進出すれば、阪神と再戦する可能性もあり、ケイ選手は「去年も阪神を倒して勢いに乗って日本一になれた

CSに出ることができたら、また倒して日本シリーズに行きたい」と抱負を述べた

プレッシャーのかかる状況でも冷静に結果を出す彼の活躍が、チームにとって大きな力となることは間違いない

ケイ選手の阪神戦での快投は、個人としてもチームとしても見逃せない成果です。特に、阪神という厳しい相手に対し、見事な投球と打撃を披露したことは、今後の試合への弾みになります。また、ファンからの声援をエネルギーに変える姿勢も素晴らしく、チーム全体を盛り上げる力があるように感じました。
キーワード解説

  • 快投とは?:ピッチャーが素晴らしい投球を行い、相手チームに得点を与えないことを指します。
  • 防御率とは?:投手が与える点数の少なさを示す指標で、低いほど優れた成績を意味します。
  • リベンジとは?:以前の敗北などを取り返すこと、特にスポーツでの再戦を通じて成し遂げることを指します。
  • アドレナリンとは?:身体が緊張や興奮を感じたときに分泌されるホルモンで、エネルギーを増加させる効果があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。