巨人・岸田行倫、痛みを乗り越えて連続出場を続ける

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(セ・リーグ、巨人-広島、21回戦、10日、東京D)巨人の捕手・岸田行倫選手(28)が、スタメンマスクを手放さず「5番・捕手」として15試合連続で先発出場を果たしています

試合の二回には大瀬良投手から中前打を放ち、タフさを際立たせています

岸田選手は、9日の試合で守備中に菊池選手のファウルボールが股間に当たり、その後右手指にもアクシデントが発生

試合後には包帯を巻いて球場を去りましたが、「大丈夫です」と語り、出場への執念を見せました

昨季、岸田選手はキャリアハイの88試合に出場し、チームのリーグ優勝に大きく貢献しました

しかし、今季オフにはソフトバンクからFAで経験豊富な甲斐選手が加入し、出場機会が減ると思われました

岸田選手は、「準備は怠らないようにしていた」と話し、出ない時でも常に考えながら過ごしていたといいます

また、チームの30試合目で初先発を果たし、打撃でアピールすることで出番を増やしました

さらに、8月23日のDeNA戦では甲斐選手が負傷し、岸田選手に出場機会が続いています

捕手の役割は非常に体力を使い、ファウルチップによる打撲がつきものです

今季も、岸田選手は両足の太ももに直撃し、痛みを訴える場面もありましたが、「しようがないです」と弱音を吐くことはありませんでした

この日は、万が一の事態に備え、2軍から捕手の山瀬選手が合流しましたが、登録は見送られました

岸田選手は、懸命に正捕手の座に食らいついています

岸田選手の苦闘とタフさには驚かされるばかりです。特に痛みを抱えながら試合に出続ける姿勢は、チームメートにとっても励みになることでしょう。今後の活躍も期待したいです。
キーワード解説

  • 捕手とは?捕手は野球のポジションの一つで、投手が投げたボールを受け止める役割を持っています。捕手は防御やリーダーシップも求められる重要なポジションです。
  • FAとは?FAはフリーエージェントの略で、選手が契約した球団を自由に選ぶことができる制度です。
  • 打撲とは?打撲とは、外部からの衝撃によって体の組織が損傷し、内出血や腫れを伴う怪我のことです。

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