西武・平井克典投手、1軍昇格に懸ける情熱と不屈の努力
「シーズン最終戦、143試合目が終わるまで絶対にあきらめない」西武ライオンズの平井克典投手(33歳)は、プロ9年目の今季、1軍での登板機会が一度もなく、ファームでの努力を続けている
彼の目標は、1軍マウンドへの復帰であり、その熱い思いが毎日の練習に反映されている
平井は、Honda鈴鹿からドラフト5位で2017年に西武に入団して以来、即戦力投手として活躍を続けてきた
特に2019年には81試合に登板し、パ・リーグ新記録を樹立するなど、チームに大きく貢献した
しかし、昨季は1軍での登板が13試合、防御率4.66という、本人にとっても悔しい成績に終わった
そのため、今季はリベンジの想いを胸に、堅実なトレーニングに励んできた
春季キャンプでは高卒新人たちと共に鍛え上げ、シーズン中も怪我なく安定した投球を続けている
今年の2軍成績は37試合で39イニング投げ、5勝2敗、防御率2.54と好調を維持
この努力の結果、平井は「今年はこれまでの中でも圧倒的に1番練習しています」と語る
彼にとって1軍マウンドは特別な場所であり、「あそこで投げないと、その価値がない」と言い切る姿勢から、強い決意が伺える
さらに、現在1軍で戦っている選手たちも各自の覚悟を持ち、日々の努力が必要であることを理解しているため、常に万全の状態を維持することが信条だ
平井は自らの努力を重ね、チャンスが訪れた際には即座に応えられる準備を整えている
「1軍で、一発で答えが出せるように」と、彼は今もなおあの特別なマウンドを目指している
平井克典投手の情熱と努力が印象的です。彼は1軍でのチャンスを逃さないよう、地道な努力を続けています。特別なマウンドでプレーしたいという思いが、彼の活動を支えていることがよく伝わります。次のチャンスが訪れた際には、これまでの努力が実を結ぶことを期待したいです。
キーワード解説
- 1軍とは?:プロ野球における最上位のチームで、選手の最高峰の舞台です。
- 防御率とは?:投手の成績を表す指標で、投げたイニングあたりに与えた得点の数を示します。防御率が低いほど、投手が優れていることを意味します。
- ドラフトとは?:プロスポーツチームが、学生などの未契約選手を獲得するための選手選考制度です。

