2025年シーズンのプロ野球、DeNAがCS争いで猛追中

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアムでは、2025年のプロ野球シーズンが佳境を迎え、特にセ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)争いに大きな注目が集まっています

現在、阪神が優勝し、勝率5割の2位には巨人、そして1.5ゲーム差で借金3の3位にDeNAが迫っています

残りの試合を考えると、借金12の4位・中日と借金13の広島がCS進出の可能性が低くなってきています

阪神のライバルとしてのDeNAの存在

昨年度、DeNAはレギュラーシーズン3位からCSで阪神と巨人を撃破し、日本シリーズでもソフトバンクを破って26年ぶりの日本一に輝きました

今年も優勝候補と見なされていましたが、投打のバランスがかみ合わず、大きな目標を達成できていませんでした

しかし、最近のチーム状況は確実に上向いてきています

打撃陣の復調

打撃で元気を取り戻しているのが、かつての首位打者・筒香嘉智です

彼は8月中旬以降の17試合で10本のホームランを記録するなど、強力な打撃を展開しています

さらに、昨年の首位打者であるオースティンも下半身の疲労から復帰し、力強いスイングを見せています

先発投手陣の安定

投手陣では、東克樹、ケイ、ジャクソンの3本柱が安定感を見せています

特に注目すべきは、途中加入の藤浪晋太郎の好投です

彼がチームに加わったことで、先発ローテーションにさらなる厚みが増しています

また、バウアーが復帰すれば、CS進出に向けて十分に戦える戦力が整います

主力選手の離脱は痛手
ただし、主将の牧が左手の靭帯を修復する手術を受け、宮崎敏郎も膝の怪我によって戦線を離脱しているため、これらの穴を埋めるために他のメンバーが活躍する必要があります

今月の戦績は6勝3敗と借金を少しずつ減らしており、明るい兆しが見えています

シーズン残りは15試合

CSファーストステージを本拠地の横浜スタジアムで戦うためにも、逆転での2位確保を狙うDeNAの動きから目が離せません

DeNAはシーズン終盤で厳しい状況にありながらも、打撃陣の復調と先発投手陣の安定でCS進出を目指しています。主力選手の離脱が響く中、若手選手がどこまで力を発揮できるかが今後のカギになりそうです。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは?日本のプロ野球で行われるポストシーズンのプレーオフ制度で、リーグ優勝チームとその後ろのチームが対戦します。
  • ホームランとは?野球で打球が外野フェンスを越えるヒットのこと。得点に繋がるので非常に重要です。
  • 靭帯とは?関節を安定させるための結合組織の一部で、スポーツ選手は靭帯を痛めることが多く、怪我のリスクがあります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。