8月度の「スカパー!サヨナラ賞」が発表され、セントラルリーグでは東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手(25)が、パシフィックリーグではオリックス・バファローズの頓宮裕真捕手(28)がそれぞれ初の受賞を果たした
この賞には記念として30万円の賞金が贈られる
村上選手の劇的なサヨナラ本塁打
村上選手は8月12日に行われた横浜DeNAベイスターズ戦で、試合は1対1の同点のまま9回を迎えた無死一塁の場面で、村上選手はバックスクリーン直撃のサヨナラ2ラン本塁打を打ち、一瞬で試合を決定づけた
この一打はチームを勝利に導き、ヤクルトからは6月度の武岡選手、7月度の赤羽選手に続く3カ月連続受賞となった
同一球団からの連続受賞は2022年6月以来の快挙である
頓宮選手、初のサヨナラホームラン
一方、頓宮選手は8月1日の北海道日本ハムファイターズ戦において、1対0でリードされていた状況下で9回1死二、三塁の場面を迎えた彼は加藤貴選手から自身初のサヨナラホームランを放ち、試合をひっくり返す劇的な瞬間をつくり出した
振り返ると、彼は「初球から打ちに行くことだけを考えていた」と語り、その冷静な判断力が勝利に繋がったことを認識している
試合後の一幕
サヨナラ本塁打の後、頓宮選手は一塁に向かって走り出す際に転倒してしまったその様子に対して彼は「ケガしなくてよかった」と苦笑いを浮かべながら、ファンやチームメイトとともに喜びを分かち合った
村上選手と頓宮選手が共にスカパー!サヨナラ賞を受賞したことは、プロ野球界において非常に意味のある出来事です。両選手の活躍がファンを楽しませている一方、今後の活躍にも期待が高まります。
キーワード解説
- サヨナラ賞とは? 試合で同点または負けている状態から逆転勝利をつかむ選手に贈られる特別な賞です。
- 本塁打とは? 野球において、打者が長打を打ち、全ての塁を回って得点することを指します。
- 内野手とは? 野球のポジションの一つで、内野に位置し、主に打球を処理します。
- 捕手とは? ピッチャーの投球を受ける役割を持ち、守備の要となる重要なポジションです。

