この試合は今季の巨人とのカードの最終戦であり、両チームともに気合が入った一戦でした
シーズンの対戦成績は阪神の１７勝８敗で終了したものの、最後の試合での敗北は痛手となりました
試合の流れ
試合は序盤から激しい展開を見せました阪神は初回に近本の左前打から、佐藤輝、大山が連続打撃を成功させ、早々に３点を先制
しかし、巨人の先発投手・高橋はその直後の満塁ピンチで、中山に満塁本塁打を浴び、試合の流れが変わりました
逆転を狙う阪神
阪神は追い上げを見せることができました五回、巨人の２番手ピッチャー・ケラーの乱調に乗じて、阪神は１死から３連続四球で満塁とし、坂本のヒットで得点を挙げました
続く熊谷も押し出し死球を選び、得点差は一気に縮まりました
ここで代打として呼ばれた原口選手が、投手強襲の内野安打を放ち、同点に追いつきました
この回には他にも中野の適時二塁打などで、合計７得点を記録し、一挙に逆転しました
最後の攻防
しかし、試合は一筋縄ではいかず、七回に阪神が３点を失い、再び１点差という接戦に九回では登板したドリスが逆転を許し、逆転サヨナラ負けとなりました
敗戦にも関わらず、藤川監督にはファンからの大歓声が注がれ、試合後の挨拶でもその声援に感謝の気持ちを表していました
今回の試合は両チームの意地がぶつかり合う激しい戦いでした。阪神が序盤にリードを奪うも、逆転される展開は見応えがありました。ファンの応援も強かったことから、今後の試合に向けて士気を高められる要素も見えました。
キーワード解説
- 逆転サヨナラ負けとは？試合の終盤で点差を逆転され、サヨナラで試合が終わることを指し、特に緊張感のある試合展開を象徴しています。
- 満塁本塁打とは？野球において、満塁の状況で本塁打を打つことを指し、一度に４点得点する非常に効果的なプレーです。
- 適時打とは？得点に結びつくヒットのことを指し、選手がチャンスを活かして得点を狙う重要な打撃技術です。
