試合は9回裏に4-2から同点に追いつかれる展開となったが、延長11回、2死満塁の場面で登場した清宮幸大選手が劇的な中前適時打を放ち、勝ち越しを決めた
これが今季チームにとって九度目、自身にとって初めてのサヨナラ打となる
清宮選手は「いやもう、しびれてます
体中震えています
これ以上ない場面でしたし、奈良間からも“お願いします”と言われた
いいところを見せられました」と試合後に感情をあらわにした
試合の流れは一時日本ハムがリードを保っていたものの、9回表に登板した上原選手が同点許すという誤算があった
その後、4-4となった場面では、清宮選手が打った飛球が外野の西川選手によってスーパーキャッチされ、サヨナラは逃した
しかし、選手たちの諦めない精神が最後の勝利をもたらした
試合後、お立ち台に上がった清宮選手は「勝つしかないんで
勝ちにこだわっていきたい
みなさん、一緒に優勝しましょう」とチームとファンに向けて力強いメッセージを発信した
今回の試合は、清宮選手の活躍が光っただけでなく、チーム全体の結束力が試された瞬間だった。特に9回に同点に追いつかれた際のチームの焦りと、それを乗り越えた勝利は、今後の試合に向けた自信にもつながるだろう。この勢いを次の試合でも活かしてほしい。
キーワード解説
- サヨナラ打とは?試合が同点の状態で、最終回に自チームが得点し勝利を決定づける打撃のことを指します。
- 延長戦とは?試合が規定のイニング数を終え、勝敗が決まらなかった場合に追加でプレーすることを指します。
- 誤算とは?予想とは異なり、思い通りにいかないことを指します。

