畠世周選手、古巣対決で見せた奮闘!無失点のピッチングに期待高まる

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 ◇セ・リーグ 阪神10―11巨人(2025年9月13日 東京D) 昨年の現役ドラフトで巨人から阪神に移籍した畠世周投手(31)が、古巣相手に初登板し、そのパフォーマンスが注目を集めている

試合は東京ドームで行われ、阪神が巨人に対し11対10で勝利を収めた

畠選手の登板内容

 5回からマウンドに上がった畠選手は、先頭打者の岡本選手を低めの変化球で三ゴロに仕留めた

その後、岸田選手に中前打を許すも、中山選手を二ゴロ併殺に打ち取る好投を見せる

回をまたいでの6回にも登板し、先頭のリチャード選手を低めの変化球で空振り三振に取るなど、安定した投球内容を披露した

二ゴロ併殺の重要性

 特に重要なのは二ゴロ併殺のプレーで、これは守備の連携が求められるプレイである

内野手同士のトスや送球の正確さが求められ、相手ランナーをアウトにするためには協力が必要だ

畠選手の投球によって生まれたこのプレイは、チームの守備力を示すものであった

試合前の再会

 試合前には、巨人・阿部監督と再会した畠選手

「頑張れよ!投げるか?」との問いに力強く「投げたいです!」と答えた

彼の古巣への感謝の気持ちがこもったプレーは、阪神ファンにも新たな期待感を抱かせるものとなった

今後に期待される役割

 畠選手は試合後に「“クソ畠”って言われるぐらいに頑張りたいです」と闘志を燃やし、ファンやチームメイトへの感謝とともに、さらなる飛躍を誓った

今後の活躍により、阪神の投手陣における重要な役割を果たすことが期待されている

今回の試合で見せた畠選手のパフォーマンスは、彼にとって古巣相手の大きな挑戦であった。無失点で抑えたことは、自身の成長を示すものであり、阪神ファンやチームメイトからの信頼を高める要素となるだろう。今後も彼のピッチングに期待が寄せられる。
キーワード解説

  • 現役ドラフトとは?:プロ野球において、チームが戦力を強化するために行う選手の選抜制度で、新たにプロ入りした選手が所属する団体から選ばれる。
  • 変化球とは?:ボールの回転や投げ方を変えて、打者が打ちづらい球を投げる技術のこと。これにより打者の予測を遅らせ、アウトを取る狙いがある。

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