この試合は、タマスタ筑後で行われ、ソフトバンクがくふうハヤテに12対0で勝利しました
公式戦初出場の緊張と喜び
広瀬選手は、第5回の2死一塁の場面で代走として出場初めは「結構緊張した」とコメントしていましたが、守備に入ると次第にリラックスした様子が見受けられました
試合の6回から三塁の守備につき、先頭打者の三塁ゴロを冷静に処理しました
待望の初安打
広瀬選手の打席は8回にやってきました初球には直球を見逃し、2球目はファウルにしましたが、「最初、なぜか球が見えなかった」と振り返ります
3球目の内角に来たチェンジアップを見事に捉え、左方向へヒットを放ちました
「よっしゃ」と喜びの声を上げる広瀬選手
これに対して村松有人2軍打撃コーチは、「2ストライクからしっかり安打にすることができた
3軍でやってきたことが結果で出た」とその成長を評価しました
期待の新星としての将来
広瀬選手は、走攻守のバランスの取れた右打ちの内野手として期待されていますファームでの非公式戦では77試合に出場し、打率は2割2分4厘を記録
特技には菓子作りや料理がある一面も持っています
彼は「1年目は体づくりを完璧にしておくことが目標だった」と語り、練習を通じて得た成果に手応えを感じている様子でした
将来に向けた意気込み
試合後、広瀬選手は「ファンが多く、いろんな声援が聞こえてきて楽しかった」と感想を述べ、公式戦の雰囲気を楽しんだと振り返りましたさらに、「次は2軍に定着して活躍していきたい」と次なる目標を明言し、今後の活躍に期待がかかります
広瀬選手の初安打は、公式戦でのプレッシャーを乗り越えた瞬間であり、彼の成長を示す大きな一歩となりました。ルーキーとしての緊張感があった中で冷静にプレーし、初安打を記録したことは、今後の彼の自信につながるでしょう。また、ファンの前でのパフォーマンスを楽しむ姿勢も、プロ選手として大切な要素です。
キーワード解説
- 育成ドラフトとは?育成ドラフトは、プロ野球の選手を育成目的で指名する制度で、特に若手や未発掘の選手を獲得するための選択肢です。
- ウエスタン・リーグとは?ウエスタン・リーグは日本のプロ野球の2軍リーグで、主に各球団の育成選手や若手選手が出場し、レベルアップを図る場となっています。
- 内角のチェンジアップとは?内角のチェンジアップは、投手が打者の内側に投げる変化球で、ボールの速度が速く見えますが、実際は遅い球質です。このような球を打ち取ることができると、バッターは技術が高いと評価されます。

