巨人・リチャード、今季初の2桁本塁打を達成
2025年9月14日、横浜で行われたDeNA戦において、巨人のリチャード内野手がキャリア初の2桁となる今季10号本塁打を放ち、観衆を沸かせたこの特大の一発はバックスクリーンを越え、試合のハイライトとなった
リチャードはこの日、7番・一塁で先発出場
第1打席では藤浪晋太郎投手から適時二塁打を記録し、第2打席は中飛のアウトとなった
その後、4-7と追い上げられた状況で迎えた第3打席では、カウント2-2の場面で宮城滝太投手のスライダーを捉え、強烈な打球をセンターバックスクリーンへと放り込んだ
リチャードにとって、ソフトバンク時代の2021年に記録した7本が最多だったが、今季の巨人移籍後は8月24日のDeNA戦でキャリアハイとなる8号を打ち、続けて9月9日の広島戦で9号満塁本塁打を記録
これで2本目のグランドスラムが加わり、さらなる成長が期待されている
リチャードは5月にトレード移籍したばかりであり、初めは苦戦していたが、6月には1軍出場がわずか6試合で打率0.000という低迷期を経て、7月8日に再昇格後はパフォーマンスを向上させ、8月には5本塁打を記録
後半戦での存在感を徐々に増している
リチャード選手の活躍は、シーズン半ばからの彼の成長を示す重要な事例です。若手選手が逆境を乗り越え、成績を上げていく姿は、多くのファンにとって勇気を与えるもので、今後の彼のプレイにも期待が高まります。
キーワード解説
- 2桁本塁打とは?: 1シーズンにおいて選手が10本以上の本塁打を打つことを指し、打者としての安定したパフォーマンスを示す指標となります。
- グランドスラムとは?: 満塁の状況で本塁打を打つことで、4点を一度に得る得点方法です。非常に貴重な得点シーンとなります。
- 適時二塁打とは?: 打者が打ったボールが二塁の選手をホームに帰すことができる状況での二塁打を指し、得点に繋がる重要な打撃です。

