旭川大雪ボーイズ、ジュニア選手権大会で5連覇を達成

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◆ボーイズリーグ◇札幌フロンティア ライオンズクラブ杯 第28回1年生 ジュニア選手権大会 最終日(14日、芦別市民球場ほか) 決勝リーグと順位決定リーグが行われた

決勝リーグでは旭川大雪ボーイズが、札幌手稲ボーイズと札幌ボーイズをともに7―0の5回コールドで破り、5年連続14度目の優勝を飾った

旭川大雪ボーイズは、予選リーグでは3位となったものの、その後の決勝リーグで見事な逆襲を果たした

冬季練習や試合を通じて走塁能力に課題を持つことを認識し、その面での修正を施して臨んだ結果、見事に優勝につなげた

村田晴紀主将は「昨日(13日)より打線がつながった」と述べ、チーム全体の連携と個々のパフォーマンス向上に手応えを感じた様子が伺えた

予選リーグでは2連勝を果たしたが、得失点差によって3位に転落

石谷知嗣監督(37)は「走塁ミスがあったので、しっかりとしたプレイで臨む必要があった」と振り返る

優勝が懸かる札幌戦では、藤村優太投手が先制のホームを踏む一方で、計4盗塁を決める等、チームが持つ攻撃力を遺憾なく発揮した

石谷監督は「今年のチームは昨年と比べて打撃力が向上している」と語り、自信を持ってチームを見守った

選手たちは、今年のジャイアンツカップで準優勝した先輩たちの成績を意識しつつ、「自分たちは恥ずかしいことはできない」との思いを強めている

村田主将は「自分たちはその上に行けるように頑張っていきたい」と、さらなる向上を目指す姿勢を見せた

手にした金メダルが、彼らを支えるエネルギーになっている

最終順位

順位チーム名
1旭川大雪ボーイズ
2札幌ボーイズ
3札幌手稲ボーイズ
4札幌豊平ボーイズ
5合同チーム
6ようていボーイズ
旭川大雪ボーイズの成長が光る大会となった。予選から決勝までの戦いを振り返ると、選手たちの連携力と精神力が特に印象的であり、優勝を果たしたことで自信を深めたことは間違いない。今後も彼らの成長が楽しみである。
キーワード解説

  • ボーイズリーグとは?:青少年の野球を支援するために設立されたリーグで、各地区チームがオープンなトーナメント形式で競い合う。
  • コールドゲームとは?:試合が早く終わるルール。一定の得点差がつくと、試合を早く終え、勝敗を決定する。
  • 走塁能力とは?:ベースランニングに関する技能で、選手が塁間を素早く、安全に移動できる能力を指す。

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