巨人・田中将大、200勝目前の粘投も敗北 次回に望みを託す

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<DeNA3-0巨人>◇15日◇横浜 巨人の田中将大投手(36)は15日の試合で、DeNAに0-3で敗れる悔しさを抱えつつ、6回5安打2失点という成績を残しました

これにより、日米通算200勝はお預けとなりました

試合が進んだ6回2死一、二塁の場面

DeNAの7番、石上に初球の外角スプリットを打たれ、二塁へのタイムリーを許しました

中山が懸命に捕球を試みましたが、グラブに当たっただけで捕り切れず、先制点を献上してしまいました

田中は「最後の場面で粘りきれなかった」と反省しつつ、「ストライクがそろいすぎてしまった」と自己分析しました

それでも、ベテランらしい安定した投球を見せました

140キロ台中盤の直球と多彩な変化球を駆使してDeNA打線に対抗し、5回までは無失点という成果を上げました

田中は「良い形で凡打を打たせていた」と振り返り、味方の守備にも感謝を述べました

次戦に向けた期待

悔しい結果ではありましたが、田中の視線は次の試合、21日の中日戦(バンテリンドーム)に向いています

阿部監督は田中の次回登板について「中5日で行く」と明言しており、田中も「勝つためにしっかり準備する」と意気込みを見せています

バンテリンドームは4月3日に巨人移籍後初登板&初勝利をマークした場所でもあり、田中にとって特別な意味を持つ地です

選手からの応援の声
試合後、巨人の杉内投手チーフコーチは田中の投球を「ナイスピッチング」と評価

選手たちも次の試合での勝利を期待し、田中をサポートする姿勢を示しています

丸は「苦しい投球をさせてしまい申し訳ない」と謝罪

そして彼のために得点を重ねたいと誓いました

中山も「悔しいプレーだった」と反省し、次回は良い結果を残す意気込みを語りました

田中将大投手の試合は悔しさが残る結果でしたが、彼の投球の安定性やベテランらしさは際立っていました。次の中日戦では持ち前の力を発揮して、待望の200勝を成し遂げてほしいです。チーム全体も田中を支えるために力を合わせてほしいですね。
キーワード解説

  • 日米通算200勝とは?アメリカのメジャーリーグと日本のプロ野球での勝ち星を合わせた数字を指し、選手の実力を示す重要な指標です。
  • スプリットとは?ピッチャーが使用する変化球の一つで、ボールがバッターに近づく時に急に落ちる特性があります。
  • タイムリーとは?試合中の打撃において、走者をホームに返すヒットのことです。

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