中日の中田翔、現役最後の試合でファンからの大歓声に包まれる

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中日の中田翔が現役最後の試合を大歓声で飾る

2025年9月19日、中日ドラゴンズの中田翔内野手(36)が、本拠地バンテリンDでのヤクルト戦に「4番・一塁」でスタメン出場しました

これは、5月11日の阪神戦以来131日ぶりのことです

スタジアムには中田を応援する多くのファンが集まり、初回から盛大な応援が行われました

初回、2死一塁の場面で中田は第1打席を迎え、相手先発の吉村投手と対峙しました

吉村は3球全てを直球で勝負し、中田は初球を見逃し、2球目にはフルスイングを試みましたが空振り

その後の3球目の147キロの直球も空振りし、中田は一瞬、悔しそうな表情を浮かべましたが、すぐに納得のいった様子でベンチに戻りました

中田はこの日の守備でも大きな拍手を浴び、1死を奪った後に選手交代がありました

彼がベンチに戻ると、以前のチームメートたちが迎え入れ、大きな感謝の拍手に包まれました

中田は試合を通して、通算1340個目の三振を刻みましたが、最後の打席となったこの瞬間は、彼のキャリアの終焉を告げるものでした

試合前からスタジアムは中田翔一色でした

古巣である日本ハムや巨人の選手たちから200以上の花が送られ、「18年間お疲れ様でした」のメッセージが添えられました

また、バックスクリーンには中田のバッティングフォームの画像が映し出され、「thank you for your great blue days」というメッセージが表示されました

中田と共演した選手たちは、特別なTシャツを着て練習を行い、彼との時間を楽しまれました

中田翔選手は、1989年4月22日生まれ、広島県出身で、高校時代に大阪桐蔭高校で甲子園に3度出場した経験を持ちます

2007年の高校生ドラフトで日本ハムに入団し、打点王に輝いたこともある名選手です

2016年、2020年にも打点王を獲得し、日本代表としても活躍しました

彼のこれまでのキャリアは、ファンや選手仲間からの深い感謝に包まれたものでした

中田翔選手の現役最後の試合は、ファンや仲間からの惜別の意味が込められた、とても感動的なものでした。彼がグラウンドに立つ姿や、打席に向かう姿には多くの人々が感銘を受け、拍手や声援が止むことはありませんでした。彼の18年間のプロ野球キャリアは教訓や感動を多くの人に与えてきたことを改めて感じました。
キーワード解説

  • 打席とは?: 打席とは、野球でバッターがピッチャーと対決する位置のことを指し、打者はボールを打つためにスタンスをとる場所です。
  • 三振とは?: 三振とは、バッターが3回投球された球を打てず、アウトになることを指します。バッターは球を打たなかったり、空振りをした際にカウントされます。
  • バックスクリーンとは?: バックスクリーンとは、野球場の外野に設置された大型モニターで、試合の情報やビデオ映像が映し出される場所で、観客に向けた視覚的な情報提供の役割を果たします。

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