この結果、昨季から続いていた本拠地でのオリックス戦での連勝も13で途切れました
現在、2位にいる北海道日本ハムファイターズが勝利したため、ソフトバンクの優勝マジックは7のままで、3.5ゲーム差に縮まりました
試合の流れと選手の状況
試合は緊迫した展開となり、特に注目されたのは9回の守護神・杉山（すぎやま）のピッチングです彼はこの回で2失点を喫し、今季4敗目を喫しました
小久保裕紀監督（53）は試合後、杉山を責めることはなく、「もちろん明日も行きますよ」と彼を励ましました
試合の重要な局面は8回の攻撃で、ソフトバンクは無死満塁のチャンスを生かせなかったことが挙げられます
小久保監督は、「8回で点が取れなければ、こうなりますよね」と、ほぞをかむような表情を見せました
近藤健介選手の奮闘
試合の中で明るいニュースもありました3番DHで出場した近藤健介選手（32）は、今季2度目の2本塁打を放ちました
まず、5回にはオリックスの先発・九里から同点の9号ソロを右翼に打ち込みました
近藤は「しっかりと打つべきボールを絞って、完璧なバッティングができました」と語り、8月29日のロッテ戦以来の一振りを成功させました
さらに9回には才木から再び右翼へ10号ソロを記録し、チームに1点差に迫るチャンスをもたらしました
ケガからの復帰
近藤は14日のオリックス戦で腰の張りを訴えて途中交代し、2試合を欠場その後、18日の日本ハム戦でスタメン復帰しましたが、当日は5打数無安打4三振という結果に終わっていました
それでも今回は4安打3打点と大奮闘を見せ、監督の小久保は彼の復調が大きなプラス材料になると感じているようです
今後の展望
オリックス戦での連勝は8で止まり、日本ハムに1歩詰め寄られましたが、現在の状態を維持することで優位性を保ち続けることが求められます小久保監督は「まあ、8回ですよ
切り替えて明日です」と前を向きました
優勝マジックの減少を目指す9連戦は黒星発進となったものの、まだまだ逆転のチャンスはあります
今回の試合は、ソフトバンクにとって非常に悔しい結果となりました。近藤選手の活躍がありながらも、守護神の失点が響く形になり、連勝がストップしたことは痛手です。今後の試合では、選手たちが集中して戦い、さらなる高みを目指してほしいと感じました。
キーワード解説
- 守護神とは？ チームの試合の終盤に出場し、主にクローザー（守りを固める投手）として起用される選手のことを指します。
- ソロ本塁打とは？ ランナーがいない状態で打たれる本塁打のことを言います。
- 無死満塁とは？ アウトが1つも取られていない状態で、全ての塁に選手がいる状況のことを指します。この時は攻撃側にとって得点のチャンスが非常に高くなります。
