小園選手は昨シーズン、143試合に出場し、その中で三塁手としての地位を確立しましたが、その反面、15失策というチーム最多の成績もあります
マルチポジションの重要性
今シーズンは三塁だけでなく、遊撃や二塁での起用も視野に入れて練習を進めています「レギュラーではないと思うので、つかみ取れるように一からまた頑張りたい」と語り、全ポジションで活躍できる選手を目指す貪欲な姿勢を見せています
合同自主トレの意義
昨年の「プレミア12」では日本代表として二塁手を務めましたが、シーズン中は二塁に就いていなかったため、自主トレを通じて他の選手と切磋琢磨し、実践的な経験を積むことが非常に重要です選手同士の技術交流
小園選手は、三塁手として15年の間にゴールデングラブ賞を受賞したヤクルトの川端選手や、二塁手としての経験が豊富な山田選手から守備の極意を学ぶ姿勢を強調しました「足の使い方、球の見方、入り方から、選手によって違うことも多いので、それについても教えてもらいたい」と、新たな技術の習得を目指しています
新たな挑戦と成長
さまざまな型のグラブを試しながら、自身の守備力を高めるための準備も行っていますまた、合同自主トレには久保選手も参加しており、長打力アップを目指して増量に成功したことを伝え、両選手が新たな成長を遂げようとしています
小園選手の積極的な練習姿勢は、広島の内野陣にとって非常に重要です。複数のポジションで役割を果たせる能力は、チーム全体の戦略にも大きく影響します。彼の成長に期待がかかります。
キーワード解説
- マルチポジションとは?:複数のポジションをこなすことができる選手のこと。例えば、内野手であれば三塁や遊撃など、異なるポジションに対応できる能力が求められます。
- 守備固めとは?:試合中に主に守備に特化した選手を交代させることで、守備力を強化する戦術。守備の安定を図るために行われます。
- プレミア12とは?:世界の野球代表チームが競い合う国際大会。日本を含む多くの国が参加し、野球のレベル向上を目指す重要なイベントです。

