巨人・田中将大、6回途中で降板。制球に課題を残すも収穫もあり

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◇21日 中日5―2巨人(バンテリンドームナゴヤ) 東京ヤクルトスワローズから移籍した巨人・田中将大投手が先発登板したが、6回途中で降板し、今季4敗目を喫しました

試合の初めから彼の制球力に難があり、岸田行倫捕手は「最初の2本塁打が悔しい結果になってしまった」とコメントしています

田中将は、試合開始早々の1回裏で奪った2点リードを活かせず、1回に上林から第16号ソロを被弾、さらに2回には石伊選手に逆転の3号2ランを許しました

この失点は、特に田中にとって痛手となり、試合のリズムを崩しました

岸田捕手は、田中とのバッテリーの状態を振り返りつつ「制球がちょっとあれでした」と同じく課題を認識していました

しかし、その後、バッテリー間での話し合いを経て、カットボールを交えた投球に改善が見られ、3回から5回は無失点

岸田は「ストライク先行でテンポ良くいけた

どんどん勝負できて、こっち有利のカウントで進めているときはいい」としたように、選手たちにはポジティブな面もあったようです

田中将は1点差で迎えた6回も続投しましたが、上林選手と細川選手に連打され、その直後に降板を命じられました

降板の判断は、必要な調整を考慮したものと見られます

今回の試合で田中将大投手は、序盤の不安定な制球が悔やまれる結果となりましたが、後半のピッチングに改善の兆しが見られました。特にカットボールを上手く使い、無失点を達成したのはプラス要素です。今後の投球に期待が高まります。
キーワード解説

  • 制球とは? 制球は、ピッチャーがボールを投げる際に、どれだけ正確に狙った場所にボールを投げられるかを指します。良い制球力を持つ投手は、相手打者を抑えるために重要な要素です。
  • カットボールとは? カットボールは、投手がボールをわずかに変化させることで、打者が打ちにくくするための投球です。普通のストレートよりも、わずかに横に切れるため、打球がふらふらしやすくなります。

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