オリックス山崎颯一郎、無死満塁の危機を連続で切り抜けチームを勝利に導く

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
<ソフトバンク1-2オリックス>◇21日◇みずほペイペイドーム オリックスの山崎颯一郎投手(27)が、2試合連続で無死満塁のピンチを切り抜け、チームを今季初のソフトバンク戦2連勝に導きました

試合の詳細

試合はオリックスが2-0でリードする中、8回に4番手投手の岩崎翔(35)が無死満塁の状況を招いてしまいました

しかし、ここで山崎がマウンドに上がり、まずは5番の栗原を153キロの直球で空振り三振に仕留めました

次に、牧原大に対してはスプリット(速球よりも遅い球速で落ちる変化球)を投げ、こちらも一邪飛に打ち取りました

そして、最後の打者として登場した代打・山川を150キロの外角直球で見逃し三振に

山崎は見事なピッチングで3人のバッターを打ち取り、ピンチを救いました

投手陣の活躍

前日20日の試合でも無死満塁の場面で登板し、空振り三振、中飛、見逃し三振に抑えていた山崎

これにより、連続して火消し役として活躍したわけです

敵地で集まったオリックスファンからは、大歓声が上がりました

指揮官と選手の反応

現役時代には先発、中継ぎ、抑えとして433試合に登板した岸田護監督(44)は、「素晴らしい投球で、無失点で帰ってくるなんてなかなかできない

2試合連続で本当に助かっています」と感謝の意を示しました

また、23年の胴上げ投手となった山崎は、14球を投げてピンチを切り抜け、「自分でもびっくりしました」とコメント

今季1勝目を挙げた先発投手の佐藤一磨(24)も、「山崎の球は本当に次元が違う

見ていてめちゃくちゃ楽しかった」と、その実力を称賛しました

これにより、CS(クライマックスシリーズ)進出を目指すオリックスにとって、山崎の存在は頼もしい選手になってきています

オリックスの山崎投手の活躍は、チームの士気を高める重要な要素となっています。特にプレッシャーのかかる場面で連続してピンチを切り抜けたことは、その精神力と技術の高さを示しています。これからの試合でも彼の力に期待したいです。
キーワード解説

  • 無死満塁とは?無死満塁は、バッターが出塁する順番において、どの塁にもアウトがない状態で、全ての塁が埋まっていることを指します。
  • スプリットとは?スプリットは、ボールが投げられる際に、投球時の回転によって速度が落ちて急に落ちる変化球です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。