広島、今季最終戦でDeNAに敗北し5位に転落 – 若手選手の起用にシフト

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<DeNA7-2広島>◇21日◇横浜スタジアム 広島東洋カープは、横浜スタジアムで行われた対横浜DeNAベイスターズの最終戦で2対7で敗れ、今季5度目の5連敗を記録した

これによりチームは5位に転落し、今季の借金はワースト記録となる16となった

また、DeNA戦においては5年ぶりの負け越しが決定した

プロ2年目の常広羽也斗投手(24)は、試合開始から厳しい立ち上がりを見せ、2回に4点、さらに3回には石上泰輝内野手(24)による2号2ランを含む3点を失い、結果として4回を投げて自己ワーストとなる7失点(自責点は6)で降板

これが今季3敗目となった

打線では、5回に代打秋山翔吾外野手(37)が中前タイムリーを放ち、スコアを2点に戻した

さらには、25分間の降雨中断を経て6回には矢野雅哉内野手(26)が中犠飛を放つも、序盤の大量失点が響き、追い上げは届かなかった

一方で、若手選手の起用の中で嬉しい収穫もあった

Bクラスが確定したことで、広島は若手選手を積極的に起用する方針にシフト

21歳の清水叶人捕手が初出場初スタメンでプロ初安打を放ち、さらにドラフト1位の佐々木泰内野手(22)もマルチ安打を記録し、12試合連続安打を達成した

試合後、新井貴浩監督(48)は以下のように話した

常広の出来について
「シュート回転する球が多かった

甘くなったボールは1軍のバッターに見逃されないので、経験を次につなげてほしい

清水を先発捕手で起用した理由
「1軍に上げたから、どのように感じるかを見てみたかった

初ヒットも出たし、経験になったと思う

佐々木を4番で起用した意図
「打順を考えた結果として4番に入れた

ただ、成長が感じられた

ファンに向けて
「1年間の応援、ありがとうございました

雨の中でも最後まで応援していただき、感謝している

広島の今季のパフォーマンスは、特に若手選手の育成という観点ではプラスの側面が見えました。特に清水選手と佐々木選手の活躍は、今後のチーム作りに大いに貢献するでしょう。このような選手たちを早い段階で起用することで、将来の主力選手を育てる基盤が整いつつあると思います。しかし、成績という結果も大切ですので、今後のチームの立て直しに期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 若手選手とは?若手選手とは、プロチームにおいて比較的経験の浅い選手や年齢が若い選手のことを指します。これらの選手は、将来のチームの中心として期待されることが多いです。
  • 負け越しとは?負け越しとは、チームが試合を行った結果、勝ちよりも負けの方が多い状態を指します。これが続くとチームの士気や成績に大きな影響を与えることがあるため、注意が必要です。
  • 借金とは?借金とは、チームが勝った試合よりも負けた試合の方が多く、成績がマイナスの状態を指すことから、今季の戦績が厳しいことを示しています。これが多いとチームの運営にも影響を及ぼすことがあります。

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