ポストシーズンを控え、投手陣に暗い影が差し込む形となりました
伊藤選手はこれまで今季5試合の先発で2年ぶりの完封勝利を挙げるなど、2勝0敗、防御率0.72を記録しており、特に打者有利と言われる神宮球場での成績も3試合で防御率0.82と安定感を見せていました
しかし、この日の試合では逆に「コースにしっかりいっていた」とは振り返るものの、毎回安打を許し、苦しい展開となりました
試合の流れは、二回にヤクルトの山田選手に先制のソロ本塁打を許したことで一気に悪化
さらに3本の安打を許し、初回から2失点
3、4回はランナーを出しながらも無失点で切り抜けた伊藤選手ですが、五回には7本の安打を集中され、一挙に6失点を喫しました
先発投手としての役割を全うできず、2番手の工藤選手に後を託すしかありませんでした
阪神のクライマックスシリーズや日本シリーズへ向けて、投手陣に暗雲が立ち込めています
今季、才木選手と村上選手が共に12勝を挙げるなど安定した成績を収めていますが、高橋選手も同様に調子を崩している状況で、伊藤選手はこれで3試合連続の炎上となり、後続投手への不安が募ります
伊藤選手は、開幕から2軍生活が続いた後、6月11日の西武戦で今季初先発
以降は快調に勝利を重ねていましたが、後半戦に入ってからは苦悩の日々が続いています
特に9月からは0勝3敗、防御率10.06と成績が下降傾向にあり、さらに5試合連続で被弾してしまっています
今季ダメージを受けた投手陣に、雨が降り注ぎ、少しでも心の不安を晴らしてくれることを願うばかりです
阪神の先発投手事情
村上選手と才木選手はここまでセ・リーグ2位の12勝を記録していますが、大竹選手は9月に3戦全勝と非常に好調です一方で高橋選手は13日の巨人戦での3回6失点に続き、20日のDeNA戦でも五回途中2失点と調子を落としてきています
伊藤選手はこの日の試合までに3試合連続で5失点以上を記録しており、全体的に4番手以降の投手陣に不安が残ります
この記事では、阪神・伊藤将司投手の投球内容が深刻な問題であることがわかります。特に、ポストシーズンを控えている中での苦戦は、チーム全体に影響を及ぼしかねません。監督や他の選手たちも、チームとしての戦略を見直す必要があるでしょう。
キーワード解説
- 防御率とは?投手がどれだけ点を与えたかを示す指標で、小さいほど優れた投手とされます。
- クライマックスシリーズとは?プロ野球のポストシーズンにおける対戦で、日本シリーズ進出を目指します。
- 本塁打とは?打者がボールを打って、フィールド外の特定の区域を越えることで得る得点のことです。

