巨人のエース、戸郷翔征投手（25）は、9月に3連勝で復調傾向にあったが、この日は立ち上がりに課題を見せた
試合は、戸郷投手が初回に先頭の中村奨選手に左翼線を破る二塁打を許し、続けて死球も重なり2死一、二塁のピンチとなった
そこで4番の末包選手に三塁の左を襲う適時二塁打を浴び、早くも2失点を喫した
さらに2回には再び中村奨選手に9号の2ランホームランを許し、4回までに5安打を浴びて4失点と苦しい展開となった
最終的に5回で代打を送られ降板することとなった
打線は、広島の先発投手・玉村（まだしゅん）から得点を奪えず、今季2試合では1勝0敗、防御率0.82と抑え込まれていた
この日、4月1日のヤクルト戦以来、1番打者として起用されたオコエ瑠偉選手（28）が3安打をマークする活躍を見せたものの、打線全体としてはつながりを欠き、得点に結びつかなかった
結果として、巨人はこの試合で2連敗を喫し、残り5試合となった中で、クライマックスシリーズ出場の可能性を厳しくしている
デッドラインが近づく中、今後の戦いが注目される
今回の試合では、巨人が広島に完封負けを喫し、CS出場への道に厳しい状況を強いられました。戸郷投手の立ち上がりの課題や打線のつながりのなさが際立つ形となりました。今後の試合では、こうした問題を克服し、クライマックスシリーズ出場を目指すチームの姿勢が問われます。
キーワード解説
- 完封負けとは？：チームが試合中に相手チームに得点を与えずに試合を終えること。投手陣が相手打線を完全に抑え込む必要がある。
- クライマックスシリーズ（CS）とは？：プロ野球のポストシーズンの大会で、上位チームが対戦することで、日本シリーズへ進出するチームを決定する。
- 防御率とは？：投手が試合中に与えた失点を、投球イニングで割ったもので、低いほど優れた投手とされる。
