阪神ドラフト1位・伊原陵人投手、自主トレ公開で新たな挑戦を誓う

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2025年1月3日、阪神タイガースのドラフト1位指名選手である伊原陵人投手(24歳、NTT西日本)が、奈良県香芝市の母校・大商大グラウンドで自主トレーニングの様子を公開しました

伊原選手は大学時代にドラフトで指名漏れの失敗を経験したものの、その後2年後に1位指名を受けプロ入りするという逆境を乗り越えてきました

春の訪れとともに、新たな挑戦が始まる一年のスタートを母校で迎え、強い気持ちを新たにしたようです

大商大で感じたプレッシャーと成長

伊原選手は「この大学でとにかく勝ちたい、負けたくないという気持ちが強くなった

この大学に来たとき、身が引き締まる思いがあった」と語り、大学での集中的な練習と精神的な成長を振り返りました

彼の話には、大商大が育んできた勝利の精神が色濃く反映されています

同窓生との交流

この日の自主トレには、伊原選手と同じ時期にプレーした楽天・太田選手、ヤクルト・大西選手、中日・橋本選手など、他球団で活躍する選手たちも集まり、伊原選手にとって新たな刺激となった様子です

さらには、大商大からドラフト指名を受けた西武2位・渡部選手や、ソフトバンク育成9位・岡田選手も集結し、関西地域の野球力の高さを証明しています

大学野球の伝統と成功

大商大は関西六大学リーグで27度の優勝を誇り、昨秋には6連覇を達成しました

この勝利の精神は伊原選手にも共鳴し、彼自身のプレーにも良い影響を与えています

同大学の部訓には『負けられません、勝つまでは』という言葉があり、これは監督の富山陽一氏の教えによるものです

今後の目標
伊原選手は今シーズンの目標として「新人王」を掲げています

「負けなければ勝ち続けられる

チームの勝利があれば、リーグ優勝や日本一にも近づいていける」と意気込みを語り、着実に努力を重ねる意向を示しました

伊原選手の言葉からは、幼少期から積み重ねてきた経験と勝ちへの執念が伺えます

彼がプロの舞台でどのように成長を遂げるのか、今後の試合が非常に楽しみです

伊原選手が母校で迎えた自主トレは、彼にとっての新たなスタートを象徴しています。大学での経験を活かし、プロ野球でも素晴らしい活躍が期待されます。今後が楽しみです。
キーワード解説

  • 自主トレとは?:選手が自ら主体的に行うトレーニングのこと。チームの練習とは別に、自分の成長を目指して行う特訓を指す。
  • ドラフトとは?:プロ野球の選手が、各球団に指名され入団するための制度。選手が各球団に選ばれる際に行われる。
  • 優勝とは?:競技やリーグで、他のチームよりも良い成績を収めたチームに与えられる称号。

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