巨人・近藤大亮投手、現役引退前の最後の登板へ向けた意気込み語る

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2025年9月24日、今季限りで現役引退を表明した読売ジャイアンツの近藤大亮投手(34)が、川崎市のジャイアンツ球場で行われた練習後に報道陣の取材に応じ、27日に予定されているイースタン・リーグの最終登板に対する意気込みを語った

最終登板への思い

近藤投手は、「正直、心も折れそうな時期もありましたが、支えてもらった人たちに感謝の気持ちを込めて、最後の登板で全力を尽くしたい」と語った

彼は、腕がちぎれてもいいとの覚悟で、マウンドに立つことを目指している

投手の役割は、相手打者を抑えることに専念することであり、そのためには強い精神力が求められる

近藤投手のキャリア

近藤投手は、オリックス・バファローズで2017年から3年連続で50試合以上に登板し、侍ジャパンにも選出された実力者である

昨シーズンは金銭トレードで巨人に加入したが、一軍での登板はなかった

今年の3月には、オープン戦の最中に投球練習中に右肩を痛め、わずか1球で退場するという苦難を経験した

挫折からの復帰

近藤選手は、「今年、結果を出さないとユニフォームを脱ぐと思っていたが、大怪我をしてしまった

その後、今年で終わるだろうなと感じた

しかし、諦めるのは簡単だから、再度マウンドに立つことを目指した」と振り返る

毎日、傾斜の上で約100球を自主的に投げ込み続け、身体的な限界を越えた練習を重ねている

最後のマウンドへ
復帰に向けた努力が実を結び、登板時には140キロの球速を記録するまでになった

近藤投手は、「この怪我からの復帰は前例がないと言われていたが、じゃあ自分が前例を作ると決意した

最後にマウンドに上がることができることに感謝している」と感慨深そうに述べた

周囲から慕われる彼が最後の舞台でどのようなパフォーマンスを見せるのか、多くのファンが注目している

近藤大亮投手の取り組みからは、プロの選手としての強い責任感や覚悟が感じられます。現役を引退する前に、自らの可能性に挑戦し続ける姿勢は、多くのファンに勇気を与えることでしょう。
キーワード解説

  • マウンドとは?:野球において、投手が投球を行うための場所。ピッチャーマウンドとも呼ばれ、特に栄えある地位にある。
  • 金銭トレードとは?:選手が他のチームに移籍する際、選手の代わりに金銭が移動するトレードの形態。
  • 球速とは?:投手が投げたボールの速度を指す。一般的にマイルまたはキロメートルで測定される。

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