広島・新井監督、エレフリス・モンテロ選手に初めて打撃指導を実施

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広島東洋カープの新井貴浩監督(48)が、24日にマツダスタジアムの屋内練習場でエレフリス・モンテロ内野手(27)に対する打撃指導を行いました

この指導は、モンテロ選手が来日してから初めてのもので、監督は選手の打撃フォームに対する長年の懸念をようやく伝えることができたようです

モンテロ選手の打撃フォームの課題

新井監督は、モンテロ選手のスイングを昨年秋に初めて見た際から、彼の動作に注目していたと語ります

「ここが…」と気になった点について監督は、「これは彼がアメリカでずっとやってきて、メジャーでもやって、彼の体に染み付いたものがある」と説明しました

この観察が、プロの指導者としての慎重さを物語っています

打撃指導の目的

モンテロ選手は、今年のシーズンで102試合に出場し、打率2割5分6厘、9本塁打、40打点という成績を残しましたが、同じく1年目のサンドロ・ファビアン外野手(27)と比較すると、やや成績が劣るとされます

新井監督は、彼に打撃フォームを変えることでパフォーマンスが不安定になることを懸念していたため、今年1年間は助言を控えていたと明かしました

監督の考えと今後の期待

「言うことによって(打撃が)ガチャガチャになってしまう」と語った監督の言葉には、選手の自己調整を尊重する姿勢が感じられます

モンテロ選手も「もっと早く教えてほしかった」と答えたことから、新井監督の指導が今後の成長に繋がることが期待されます

残りの試合と来季への展望
この日は本来外国人選手にはオフだったため、新井監督が特別にモンテロ選手を誘い、指導を行ったことも注目されます

指導を受けたことで、モンテロ選手は残りの試合で試行を重ねる機会を得ると共に、オフシーズンにもこの教えを実践することで、来季に向けた準備が進むことでしょう

広島・新井監督がエレフリス・モンテロ選手に対して行った打撃指導は、選手の成長を考慮した慎重なアプローチを感じさせるものでした。モンテロ選手が持つ技術に対して、効果的な改善点を指摘したことで、今後の成績向上が期待されます。特に、選手が日本の野球を学びながら自己のスタイルを持ち続けることは重要であり、新井監督の指導方針がその一助となることを願います。
キーワード解説

  • 打撃指導とは?:選手のバッティングの技術やスタイルを改善するための指導を指します。
  • スイングとは?:野球においてボールを打つための動作を指し、打撃成果に大きく影響します。
  • 指導とは?:特定の技術や知識を教える行為を意味し、選手のパフォーマンス向上に寄与します。
  • メジャーとは?:アメリカのプロ野球リーグを指し、世界的に高いレベルの選手が多数所属しています。
  • 打率とは?:選手の打撃成功率を表し、ヒットの数を打席数で割った数字で示されます。

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