ヤクルト、池山2軍監督を新監督候補に一本化

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東京ヤクルトスワローズが、来季の新監督候補として池山隆寛2軍監督(59歳)を一任したことが分かりました

26日、埼玉・戸田で行われた2軍の最終戦で、林田哲哉球団社長が試合後のセレモニーに出席し、来季の監督人事に言及しました

高津監督が今季限りで退任することが決まった中、林田社長は具体的な名前は出さなかったものの、「私は決めている」と述べ、今後の発表を示唆しました

池山監督の経歴と実績

池山監督は、現役時代に豪快なフルスイングで多くの本塁打を放ち、「ブンブン丸」の愛称で親しまれていました

ヤクルト一筋で19年間プレーし、通算304本塁打という球団最多記録を保持していました(直近は山田に抜かれました)

2002年に現役を引退後は、楽天で打撃コーチを務め、2020年からはヤクルトの2軍監督として若手選手の育成に注力しました

若手選手への貢献

池山監督は、6年間にわたり2軍を指導しており、選手たちの能力や特徴を十分に理解しています

この日の練習では、自ら打撃投手を担当し、セレモニーでは「選手たちは最後まで頑張り抜いてくれました」と語りました

移転する本拠地への思い

2軍は2027年から茨城県守谷市に本拠を移転する予定で、来季が戸田でのラストイヤーとなります

池山監督は「より一層、熱いご声援をよろしくお願いします」とファンに訴えました

これからの展望
今後、池山監督が1軍監督就任に向けてどのように動くのか注目されます

池山監督は「まだ(2軍公式戦が)3試合残っているから」と述べ、焦らない姿勢を見せました

池山隆寛(いけやま・たかひろ)、1965年生まれ、兵庫県出身

83年にヤクルトに入団し、ベストナイン5回とゴールデングラブ賞1回を受賞

通算成績1784試合で打率.262、304本塁打、898打点、108盗塁を記録

02年に引退後、楽天とヤクルトで打撃コーチを歴任し、20年からヤクルト2軍監督を務めています

ヤクルトの新監督候補が池山隆寛監督に一本化されたことは、クラブの未来への重要な一歩です。池山監督の経験と実績が1軍にどう活かされるのか注目されます。ファンとの結びつきも大切にしているようで、移転する本拠地への思いも感じられました。
キーワード解説

  • 2軍監督とは?チームの選手の育成や戦略を担う役割を持ちます。
  • 本塁打とは?野球で打者がボールを打って一周して得点するプレイのことです。
  • 打撃コーチとは?選手の打撃技術を向上させる専門職のことです。

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