試合は初回に巨人が先制点を挙げたものの、その直後に逆転を許す展開となった
山崎は初回に1番・蝦名選手に対しシュートを投じた際に死球を与え、続く2番・桑原選手、3番・筒香選手の連打で無死満塁のピンチを迎えることとなった
1アウトを取った後、5番・山本選手へのスライダーが外れたことで押し出し四球となり、同点に追いつかれてしまう
さらに、6番・佐野選手の犠飛であっという間に1―2と逆転を許した
2回では再び崩れ、1死後に相手先発左腕・東選手に安打され、続いて桑原選手に二塁打、筒香選手からは2点適時打を浴びて4失点
オースティン選手には四球を与え、2死一、二塁のピンチが続くが、ここでは追加点は許さなかった
山崎はこの回も計31球を投げる厳しい内容となった
3回目には先頭打者の佐野選手が投ゴロを打ち、ボールが右くるぶし付近に当たるアクシデントがあったが、ベンチから出てきた杉内投手チーフコーチとトレーナーに制止されながらも続投を決めた
しかし、リズムは掴めず、三塁線へのボテボテの当たりも内野安打とされる不運も重なった
結局、3回を投げ切った後、4回の打席で代打・石塚選手が送られ、降板となった
山崎は3回で打者18人に対して79球を投げ、6安打4失点と力投を見せたものの、奪三振はなく2四球と1死球を与え、最速は直球150キロと記録された
前回の広島戦での好投(7回途中7安打4失点、3打点)から一転、山崎にとっては厳しい結果となった
今季最短の3回降板は、8月15日の阪神戦(東京D)での4回4安打4失点に次ぐ結果で、苦境が続くことに
今回の試合は、山崎選手にとって非常に難しい結果となりました。序盤から得点を許し、リズムをつかめないまま降板する結果は、彼の今後の成長にとって試練とも言えるでしょう。前回の好調から一転し、精神的なダメージも考えられますが、次戦での立て直しに期待したいところです。
キーワード解説
- 先発登板とは? 一試合に先発投手として出ることを指します。通常、ゲームの最初から投げるピッチャーです。
- 奪三振とは? バッターが三振することを意味し、投手の実力を示す重要な指標です。三振が多いほど、ピッチャーが打者を抑え込んでいる証拠となります。
- 降板とは? 投手がマウンドを降りることを指し、状況に応じて監督が交代を指示する場合があります。特に成績が振るわないときに見られます。

