この教室には県内外から中学3年生13名が集まり、基礎練習を通じてプロの技術を学ぶ貴重な機会となった
地域スポーツクラブとの連携
今回の硬式野球教室は、熊野市の総合型地域スポーツクラブ「くまの健康スポーツクラブ」の一環として実施されたもので、特に中学校の野球部を引退した中学3年生を対象としている本年度には東紀州地区を中心に約20人が参加し、地元の若者が高いレベルの指導を受けることができる環境が整えられている
基礎練習の内容
教室では、走塁、投球、打撃の3つの基礎練習が行われた走塁のセッションでは、ベースの踏み方や塁間の回り方に関して「常に踏む場所を意識して」「足を合わせにいかない」というポイントを実演を交えて説明した
これにより、選手たちは実践的な知識を身につけることができた
また、投球セッションではキャッチボールを通じて、握り方やリリースの位置に関する詳細な指導が行われた
教室では特に打撃について、「自分のミートポイントを探すことの重要性」が強調され、「プロの指導者が見るのは何%ミートするか」と与田氏が語る場面も見られた
参加者の声
中学で捕手を務めていた御浜町立御浜中の南洸樹さん(15)は、「けん制のコントロールが課題ボールの持ち方や距離感のつかみ方を教わり、非常に参考になった
すぐに実践していきたい」と、今回の教室での学びを生かす意欲を示した
今回の与田氏による野球教室は、中学生にとって貴重な技術を学ぶ機会となりました。特にプロから直接指導を受けることができる環境は、彼らにとって非常にモチベーションを高める要素となったでしょう。野球を通じて学ぶ技術だけでなく、努力や挑戦の大切さも実感できるような貴重な時間になったと考えられます。
キーワード解説
- 硬式野球とは?:硬式野球は、通常の野球よりも硬いボールを使用して行われる野球の一種で、高校や大学、プロレベルの試合で主に行われます。
- 走塁とは?:走塁は、野球において打者がヒットを打った後に塁を駆け抜ける行為で、選手のスピードや判断力が求められます。
- ミートポイントとは?:ミートポイントは、バッターがボールを打つ際の理想的な位置のことで、このポイントで打つことでより効果的にボールを打つことが可能です。