現在、彼はハーラートップ(防御率の優秀さを示す指標)で、昨シーズンのキャリアハイ(選手の最高成績)と並ぶ14勝をあげています
伊藤投手は27日の取材で、「ほんとに勝ちたい
でも、いつもと変わらず、自分のやるべきことをやるだけだと思います」と語り、シーズン自己最多となる15勝目へ向けた思いを述べました
現在、最多勝タイトルを争っているのは、ソフトバンクの大関投手と有原投手の2選手で、共に13勝を挙げており、伊藤投手とは1勝差です
ソフトバンクには残り4試合があるため、伊藤投手が勝ち星で抜かれる可能性は低く、2年連続で最多勝を獲得する状況ですが、追いつかれるリスクも残っています
昨シーズンも有原投手と14勝で並んだ経緯があり、もし15勝を挙げれば、初の単独最多勝がグッと近づきます
また、今季は最多奪三振(ある投手が三振を奪った回数)のタイトルも視野に入っています
現在の奪三振数は183で、2位のソフトバンク・モイネロ投手(172奪三振)、3位の西武・今井投手(171奪三振)に対して11奪三振以上のリードを保持しています
今季のロッテ戦では、4試合に先発し、1試合での最多奪三振数が10、最少が6で、1試合平均では8奪三振を達成しています
このデータを踏まえ、モイネロ投手と今井投手との距離を広げ、奪三振数でのトップの座を安全なものにしたい考えです
前回の登板ではプロ初の中4日での先発を務めましたが、今回は中5日で臨みます
「トレーナーさんにケアしてもらう部分はちょっと多くしたりしたけど、自分がやるべきこととしてはそんなに変わりはなかった」と、体調の良さを強調しました
悲願のリーグ制覇は叶いませんでしたが、投げる試合に全力を尽くす姿勢は全く変わっていません
伊藤投手は「いい準備をして明日を迎えられたら」と語り、しっかりとチームを勝利に導く快投を誓いました
昨シーズンの最多勝と最高勝率の2冠に加え、今季は最多勝と最多奪三振の2冠も確実にすることで、クライマックスシリーズ(CS)へ向けて弾みをつけたいとしています
日本ハムの伊藤大海投手が、最多勝と最多奪三振の2冠に挑む姿勢が印象的です。彼の活躍はファンにとっても期待の星であり、試合を通じて投手としての成長が見られます。目標に向かって努力する姿勢は、若い選手たちにも良いお手本となるでしょう。
キーワード解説
- ハーラートップとは?
- キャリアハイとは?
- 最多勝とは?
- 奪三振とは?
- クライマックスシリーズとは?

