大阪桐蔭の新エース捕手・藤田大翔が秋季大会準々決勝で輝き、新たなリードオフマンとしての地位を確立

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2025年9月28日、秋季高校野球大阪府大会準々決勝が行われ、大阪桐蔭高校が関西創価高校に対して9対0という圧勝を収めました

この試合で特に目を引いたのは、大阪桐蔭の新リードオフマンであり、捕手の藤田大翔選手(2年生)の活躍です

試合は一回から始まり、藤田は直球を捉えて右中間を破る三塁打を放ちました

三塁コーチの指示もあり、一気に三塁に到達

その後、3番バッターの内海竣太選手の二塁打により先制点を奪取しました

藤田は試合後、「塁に出ることを意識しており、先頭打者として良い形で出られた」と語りました

続く二回にも藤田は適時打を放ち、チームはさらに3点を追加

藤田の活躍によって、大阪桐蔭の攻撃陣は序盤から主導権を握りました

西谷浩一監督は藤田について、「前のチームの経験を生かしてよくやってくれた」と高評価を与え、「長打力がある」とそのポテンシャルを指摘しました

藤田選手は、プロ野球オリックスの捕手森友哉選手を憧れの存在とし、入学前には復活した2012年の春夏連覇の試合を見て刺激を受けたとのことです

今年のチームの戦力を引っ張る強い意志を持ち、「自分がチームを引っ張りたい」とも意気込んでいます

守備面では、全5試合で先発マスクを被り、失点はわずか1点

エースの吉岡貫介選手(2年)をリードし、試合では被安打1、奪三振12の好投に貢献しました

秋季大会の進捗は順調ですが、「小さいミスや残塁が多い

もう1本出せる力が必要だ」と慢心せず、さらなる向上を目指しています

大阪桐蔭は、近畿大会出場まであと1勝

この高いモチベーションを持って、藤田選手がどのように成長し、チームに貢献するのか、今後の活躍が期待されます

今回の試合で見せた藤田選手の活躍は、大阪桐蔭にとって非常に心強いものでした。リードオフマンとしての役割をしっかり果たし、チームを鼓舞する姿勢は、今後の試合でも大いに期待されます。また、彼自身も成長し、強い意志を持っていることが感じられ、今後の進化に目が離せません。
キーワード解説

  • リードオフマンとは?先頭打者としてチームの攻撃を引っ張る選手のことを指し、塁に出ることで後続打者に得点の機会を与える重要な役割を担っています。
  • 適時打とは?得点に直接つながるヒットを指し、ランナーが得点する際に重要な役割を果たします。
  • 長打力とは?本塁打や二塁打、三塁打を打つ能力のことで、試合の流れを変える大きな打撃力を持つ選手が求められます。

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