日本ハム・古川裕大捕手、来季契約せず 2軍での実績は健闘も1軍出場なし
日本ハムファイターズは29日、捕手の古川裕大選手との契約を来季結ばないことを発表しました今季は一軍での出場がなかった古川選手ですが、二軍では54試合に出場し、打率.270を記録しました
古川選手は福岡県出身で、久留米商業高校から上武大学を経て、2020年のドラフトで3位指名を受けて入団しました
入団2年目の2022年には、外野手としても活躍しながら1軍で36試合の出場を果たし、打率.229を記録しました
その特筆すべき成績の一つは、2022年8月27日の福岡ソフトバンクホークス戦において、投手コディ・ポンセ選手をノーヒットノーランに導いたことです
この試合は、ノーヒットノーランが何者かが不安定なパフォーマンスをするチームにあたることがあるため、選手の実力を証明する貴重な機会でした
しかし、以降は古川選手の出場機会は減少し、昨シーズンはわずか1試合の出場にとどまりました
今季は全くの出場なしという結果を受け、フロントは来季の構想に古川選手を含めない決断を下しました
古川選手の契約終了は、選手自身にとって苦しい決断だったと思います。特に今季の出場機会がなかったことは、チームにとっても重要な選手を失うことを意味します。しかし、今後の可能性を考えると、他のチームで新たな挑戦をすることができるかもしれません。これからの活躍にも期待したいです。
キーワード解説
- ノーヒットノーランとは?ズバリ、これは試合中に相手チームが一度もヒットを打つことなく勝利することを指します。この成績は特に投手にとって大きな成果であり、投球術や守備の力が試されます。
- ドラフトとは?一般にドラフトとは、プロスポーツの選手が入団する際に行う選手選定の仕組みで、各チームが選手を指名し、交渉権を得る仕組みのことを指します。
- 打率とは?これは選手が何回打席に立ってヒットを打ったかを示す割合です。打率が高いほど、選手のバッティング能力が高いとされ、評価されます。

