ヤクルト・山下輝選手が現役引退を表明、プロ野球第1次戦力外通告で9選手に通告

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プロ野球の第1次戦力外通告期間が2025年9月29日より開始され、東京ヤクルトスワローズは9選手に来季の契約を結ばない旨を通告しました

この中には、2021年ドラフト1位指名を受けて入団した山下輝投手(26歳)の名前も含まれており、彼は球団事務所での通告後に現役を引退する意向を示しました

山下輝投手のこれまでのキャリア

山下選手は、法政大学から2021年のドラフトで指名され、ヤクルトに入団しました

入団1年目の2022年には、9月30日の広島東洋カープ戦でプロ初勝利を飾り、その勢いのまま日本シリーズ第5戦にも先発出場するなど期待が寄せられていました

しかし、法大時代に負った左肘の怪我の影響から、2023年以降は一軍での登板がないままでした

引退の決断と今後の展望

引退について山下選手は、「自分で今年1年ダメだったら辞めようと思っていたので、全然満足しています

野球は選手としては、もうやりません

もう野球はやりきったなっていう感じですね」とサバサバとした表情で語りました

また、彼はプロ入り後の約4年間、怪我に悩まされ続けたことから「全然貢献できずに悔しいけど、これが結果」と振り返りました

今後については、球団からフロント業務に関する提案を受けていることを明かし、さらなるキャリアを模索する考えを示しました

ヤクルト・山下輝選手の引退のニュースは、プロ野球界において一つの時代の終わりを意味します。多くの選手が怪我に悩まされる中、山下選手もその一人でしたが、彼の決断には自身のキャリアを見つめ直す大きな勇気があったと思います。今後、彼が新たなステージでどのような活躍をするのか、期待がかかります。
キーワード解説

  • 戦力外通告とは?プロ野球において、選手がチームに必要ないと判断される際に告知される通知のことです。この通告により、選手は自由契約となり、他のチームへの移籍や引退を考えることになります。
  • ドラフトとは?プロスポーツにおいて、選手を選ぶための制度で、各チームが順番に選手を指名していきます。日本では特にプロ野球のドラフトが有名です。
  • 防御率とは?投手の成績を表す指標の一つで、投球回数に対する自責点の数を元に算出されます。防御率が低いほど、投手としての成績が良いことを示します。

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